tinc さんの日記
2020
9月
4
(金)
21:46
本文
現在の職場に入職してから一か月あまりが経過したところの今日、小さないざこざのようなことを起こしてしまった。
私の所属する施設の関連施設には多くの職員がおり、その中の主任という役職に就いているある人が怠惰と横暴で名を馳せている。今日その主任から私へ業務マニュアルと議事録の作成を自宅で行うようにとの命令があったので、私が労務管理はどうなっているのかと質問したところ主任からは「それくらい何かのついでにできないのか」という返答があった。
私はつい考えも無しに「じゃあ主任も生まれてきたついでに死んだらいいんじゃないですか」と笑ってしまった。
主任は少し黙った後、いつになく小さな声で「お前、根性あるな」と言った。
「根性あるのは主任だと思いますよ。根性しか無いからそんなんなんでしょ」
主任は事務室へ入ってどこかへ電話をかけ、私は業務に戻った。
ほどなくして所長が私を呼び出し、主任との間に何があったかを尋ねた。私は上記の話をした。所長からは主任は区の行政の偉い誰かの親族であり、行政から悪い印象を持たれたら福祉の仕事は成り立たない、今日は帰れ、との話があった。私はそうした。
電車に乗るあたりまでは「また馘になるのか」という惨めさもあったものの、色々と考えるうちに大した問題ではないと思うようになった。この種の事態に正解らしい正解は無いのが通常である。私が団体に在籍しようがすまいが、働き口を持とうが野垂れ死のうがそれは重視すべきことではないはずだ。正しくても間違っていてもよい。勝っても負けても誉められても貶されてもよい。私は私でしかなく最後には見苦しくのたうち回って命乞いをしながら死ぬ。それを想像すると恐ろしいが、なんとなく愉快でもある。
私の所属する施設の関連施設には多くの職員がおり、その中の主任という役職に就いているある人が怠惰と横暴で名を馳せている。今日その主任から私へ業務マニュアルと議事録の作成を自宅で行うようにとの命令があったので、私が労務管理はどうなっているのかと質問したところ主任からは「それくらい何かのついでにできないのか」という返答があった。
私はつい考えも無しに「じゃあ主任も生まれてきたついでに死んだらいいんじゃないですか」と笑ってしまった。
主任は少し黙った後、いつになく小さな声で「お前、根性あるな」と言った。
「根性あるのは主任だと思いますよ。根性しか無いからそんなんなんでしょ」
主任は事務室へ入ってどこかへ電話をかけ、私は業務に戻った。
ほどなくして所長が私を呼び出し、主任との間に何があったかを尋ねた。私は上記の話をした。所長からは主任は区の行政の偉い誰かの親族であり、行政から悪い印象を持たれたら福祉の仕事は成り立たない、今日は帰れ、との話があった。私はそうした。
電車に乗るあたりまでは「また馘になるのか」という惨めさもあったものの、色々と考えるうちに大した問題ではないと思うようになった。この種の事態に正解らしい正解は無いのが通常である。私が団体に在籍しようがすまいが、働き口を持とうが野垂れ死のうがそれは重視すべきことではないはずだ。正しくても間違っていてもよい。勝っても負けても誉められても貶されてもよい。私は私でしかなく最後には見苦しくのたうち回って命乞いをしながら死ぬ。それを想像すると恐ろしいが、なんとなく愉快でもある。
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