しき さんの日記
2020
8月
21
(金)
07:27
本文
静かに過ぎたお盆が終わり、遅めの夏休みを過ごしていた先日。
一晩に2つの訃報があった。
1つ目は隣に住む、従姉妹の旦那さまから報された
「娘が亡くなった」
私はいつも割りと冷静で、あまり物事に動じない方なのだけれど
この時は驚いた。
大きな声で「何?亡くなった⁉︎」と聞き返してしまった。
その娘は私が7歳の頃に生まれた。
従姉妹の最初の子で、生まれた時には産院まで顔を見に行ったのだ。
お宮参りには私が赤ちゃんをおんぶした。
(今から思えば怖ろしい風習、我が家の一族だけではなかった様に思う)
胆嚢癌で、一年も前から闘病していたそうだ。
お喋りな従姉妹がずっと話さずにいたなんて…
「がっかりしたでしょう」と泣き顔で言った私に
「そりゃあもう…」と、涙を飲んでお別れの日時を告げた従姉妹の旦那さま。
彼が帰ったあと、私は母に報告の際、号泣した。
自分に、人の死で泣ける涙がまだあった事に驚いた。
2つ目は、以前ここに書いた(カテゴリー おしゃれ)
PTA で一緒に役員をした呉服屋さんの女性。
癌のステージ4だった。
結局、LINEでのやり取りが最後になってしまった。
私が母の介護をしていることを知り、大変ね…と言った彼女に
「今いる場所で、頑張ろうと思ってる」と言ったら
「それ、良いわねえ、私もそうするわ」とにっこり笑ってる絵文字を送ってくれた。
彼女にとっては、兄夫婦との上高地が最後の旅行だったろう。
「しきさんを思い出したのでLINEしました」
と、上高地を1人で散策した時の事を書いてくれた。
前回会った時にはお元気だったので
もしかしたら奇跡が起きて、一緒に山歩きも出来るかも?
なんて夢を見ていた。
コロナで会うのを自粛していたのが悔やまれる…
もう出会う人より、別れる人の方が多くなる年齢なのだ。
何人もの身内や、友人の死に慣れている、と思っていた私。
計らずも知ったのは、私にもまだ人との別れに泣ける感情が、涙が残っていたと言う事。
これからは、もっと増えるだろう親しい人との別れを想い
私は今、途方に暮れている。
一晩に2つの訃報があった。
1つ目は隣に住む、従姉妹の旦那さまから報された
「娘が亡くなった」
私はいつも割りと冷静で、あまり物事に動じない方なのだけれど
この時は驚いた。
大きな声で「何?亡くなった⁉︎」と聞き返してしまった。
その娘は私が7歳の頃に生まれた。
従姉妹の最初の子で、生まれた時には産院まで顔を見に行ったのだ。
お宮参りには私が赤ちゃんをおんぶした。
(今から思えば怖ろしい風習、我が家の一族だけではなかった様に思う)
胆嚢癌で、一年も前から闘病していたそうだ。
お喋りな従姉妹がずっと話さずにいたなんて…
「がっかりしたでしょう」と泣き顔で言った私に
「そりゃあもう…」と、涙を飲んでお別れの日時を告げた従姉妹の旦那さま。
彼が帰ったあと、私は母に報告の際、号泣した。
自分に、人の死で泣ける涙がまだあった事に驚いた。
2つ目は、以前ここに書いた(カテゴリー おしゃれ)
PTA で一緒に役員をした呉服屋さんの女性。
癌のステージ4だった。
結局、LINEでのやり取りが最後になってしまった。
私が母の介護をしていることを知り、大変ね…と言った彼女に
「今いる場所で、頑張ろうと思ってる」と言ったら
「それ、良いわねえ、私もそうするわ」とにっこり笑ってる絵文字を送ってくれた。
彼女にとっては、兄夫婦との上高地が最後の旅行だったろう。
「しきさんを思い出したのでLINEしました」
と、上高地を1人で散策した時の事を書いてくれた。
前回会った時にはお元気だったので
もしかしたら奇跡が起きて、一緒に山歩きも出来るかも?
なんて夢を見ていた。
コロナで会うのを自粛していたのが悔やまれる…
もう出会う人より、別れる人の方が多くなる年齢なのだ。
何人もの身内や、友人の死に慣れている、と思っていた私。
計らずも知ったのは、私にもまだ人との別れに泣ける感情が、涙が残っていたと言う事。
これからは、もっと増えるだろう親しい人との別れを想い
私は今、途方に暮れている。
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