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朝一で新たな現場の打ち合わせがあり雨の中を出かけました。

往路は傘を差そうか？差さなくてもいいか？という程の降りでしたが、
打ち合わせ中に激しくなり、話が終わって事務所に帰ろうとしたときには土砂降りの様相でした。

普段は車ばかりですから、市内であれば一寸した距離でも歩くようにしています。

行きは歩きましたが、帰りは『とても歩いては無理だな？』とバスで・・・

駅前まで行ってバスを待ちましたが、私の前にいたお年よりはお使いにでも出てきたのでしょうか？
半袖半ズボンにサンダルという恰好でした。
傘を持たずに出て来られたようで、既に髪もシャツもビッショリと濡れていました。

バスの乗るとエアコンの風が寒いのか？
しきりにくしゃみをしていました。

私の会社はバス停の真ん前ですから、バスを降りたら傘は必要ありません。

そのお年寄りに、「よかったらお持ちになりませんか？」と手に持っていた傘を差し出しました。

一瞬「エッ？！」という表情をしましたが、即座に「あ、助かりますが、あなたは？」

｢私はバス停の真ん前ですから、どうぞ！」

「そうなんですか、済みません、助かります」

バス停に着いてドアが開いたとき、後ろから「ありがとうございます！」の声が追いかけてきました^^;

それに答えるように無言で片手を挙げて！

今日もいい行いを一つだけ・・・