ヤギ さんの日記
2020
7月
10
(金)
16:19
本文
佐渡は雨がよく似合う島だと思っている。カメラを手に訪れるたびにいい雨に出会っているからだろうか。離島の雨ということで気持ちがどんよりとしてくるのだろうか。
そういった気持ちで流されてきた流人たちも雨を眺めたのだろうか。
将軍、足利義持の怒りにふれて、71歳という高齢で流刑にあった世阿弥元清は、正法寺で毎日寂しい生活を送っていた。
ある時、境内の石に腰掛けて、金北山に降りかか時雨を眺めていた。
身に沁みんばかりの北風の冷たさと絶望感に打ちひしがれていたその時に元清の口をついて出たのが
「山より出る北時雨、行く方や定めなかるらん」という有名な謡曲「定家」の冠詞だったそうです。
写真は季節は違いますが、佐渡の紫陽花寺として有名な「蓮花峰寺」
そういった気持ちで流されてきた流人たちも雨を眺めたのだろうか。
将軍、足利義持の怒りにふれて、71歳という高齢で流刑にあった世阿弥元清は、正法寺で毎日寂しい生活を送っていた。
ある時、境内の石に腰掛けて、金北山に降りかか時雨を眺めていた。
身に沁みんばかりの北風の冷たさと絶望感に打ちひしがれていたその時に元清の口をついて出たのが
「山より出る北時雨、行く方や定めなかるらん」という有名な謡曲「定家」の冠詞だったそうです。
写真は季節は違いますが、佐渡の紫陽花寺として有名な「蓮花峰寺」
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