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九州地方では経験したことがない９０年に一度の大雨真っ最中、雨も無ければ枯渇して農作物は打撃を受け、多過ぎればまたすべてが流れて一掃されてしまいます。

ほどほどが如何に有難く大切な事か、人の心も同じでしょう。

夏目漱石の「草枕」の冒頭にある言葉。「意地を通せば窮屈だ、とかく人の世は住みにくい」今更ながら身に沁みます。



この作品を六に読みこなしてもいないのに、飲用するのは本来おこがましいのですが、ふと浮かんでしまいました。

人の心程ままならぬものもなく、理解しがたいものも名でしょう、だから人付き合いは至極難しいのです。



雨を表現する物は多多ありますが、「都の雨に」って表し方もあるものです。

隠れた名曲と言われる所以も感じます。

例年のこととはいえ、梅雨末期のとてつもない豪雨、被害が広がらないことを願うばかりです。



しとしと感が強い「都の雨に」を三国史郎こと良治の拙い歌でお聴きください。