あすなろ さんの日記
2020
6月
27
(土)
15:38
本文
「五月待つ 花橘の香をかげば 昔の人の 袖の香ぞする」
※五月になるのを待って咲く橘(蜜柑)の香りをかぐと、
昔なじみの人の袖と同じ香りがして懐かしいという意。
もう初夏でサツキの開花時期は過ぎてしまいましたが、
6月の初め今年も我が家のサツキがこれでもかと花を咲かせました。
和歌の五月は文字通り5月を意味していますが、
植木のサツキもさつき、皐月と書きますね。
サツキは旧暦の5月頃咲くので皐月と名付けられたそうな。
皐月=五月
昔、20代初めの頃、
さつきと言う名前の女の子と親しかったことがあります。
優しくて親切で温厚な女の子でした。
友達で終わりました。
ホンマ、ほんま、本間千代子!
今頃どうしているかな?
冒頭の和歌は古今和歌集や伊勢物語で掲載された有名な歌で、
知ってる方も多いと思います。
ネットで検索したら、
この歌には下記のような逸話があるそうです。
(一部勝手に脚色編集しました。)
昔、働き者の男がいた。
宮仕えに忙しく、家刀自(主婦)の妻を構ってやれなくてマメに愛情をかけてやることが出来なかった。
その為、妻は常々寂しい思いをしていた。
そんな妻の前に妻の事が好きな男が近づいた。
彼はマメな男でなにくれとなく妻に愛情を注いだ。
妻はその男にほだされ、
とうとうその男に付いてよその国へ駆け落ちしてしまった。
働き者の男は自らを悔い傷心したが、その後も真面目に働き続け、
やがて昇進して宇佐神宮の使いで下向したとき、
そこの国の接待係の役人の妻が元妻であるらしいと聞いて、
『接待役の奥さんに酌をしていただきたい。でないと酒は飲まない』
と言った。
言われるままに接待の為、その役人の妻が宴席に参上し、
知らぬままお酌をしていたところ、
男は酒の肴に出たタチバナ(橘)を手にとって、
突然、冒頭の歌を詠んだ。
元夫には万感の思いが込められた歌だった。
そこで初めて元夫だと思い出した妻は、
驚くと共に涙を流し、自らを詫びた。
元夫は元妻を責めることなくその場を後にした。
その後自らの振る舞いを恥じたのか、
駆け落ちまでしたのに今の貧しい身分のままの自分に嫌気がさしたのか、
そこんところは不明であるが、
元妻は自ら出家して尼になり、山にこもってしまったということである。
和歌は別として現代でもよくある男女話のようですが、
何ともやるせないのは、
出家され取り残された駆け落ち夫ではないだろうか?
※五月になるのを待って咲く橘(蜜柑)の香りをかぐと、
昔なじみの人の袖と同じ香りがして懐かしいという意。
もう初夏でサツキの開花時期は過ぎてしまいましたが、
6月の初め今年も我が家のサツキがこれでもかと花を咲かせました。
和歌の五月は文字通り5月を意味していますが、
植木のサツキもさつき、皐月と書きますね。
サツキは旧暦の5月頃咲くので皐月と名付けられたそうな。
皐月=五月
昔、20代初めの頃、
さつきと言う名前の女の子と親しかったことがあります。
優しくて親切で温厚な女の子でした。
友達で終わりました。
ホンマ、ほんま、本間千代子!
今頃どうしているかな?
冒頭の和歌は古今和歌集や伊勢物語で掲載された有名な歌で、
知ってる方も多いと思います。
ネットで検索したら、
この歌には下記のような逸話があるそうです。
(一部勝手に脚色編集しました。)
昔、働き者の男がいた。
宮仕えに忙しく、家刀自(主婦)の妻を構ってやれなくてマメに愛情をかけてやることが出来なかった。
その為、妻は常々寂しい思いをしていた。
そんな妻の前に妻の事が好きな男が近づいた。
彼はマメな男でなにくれとなく妻に愛情を注いだ。
妻はその男にほだされ、
とうとうその男に付いてよその国へ駆け落ちしてしまった。
働き者の男は自らを悔い傷心したが、その後も真面目に働き続け、
やがて昇進して宇佐神宮の使いで下向したとき、
そこの国の接待係の役人の妻が元妻であるらしいと聞いて、
『接待役の奥さんに酌をしていただきたい。でないと酒は飲まない』
と言った。
言われるままに接待の為、その役人の妻が宴席に参上し、
知らぬままお酌をしていたところ、
男は酒の肴に出たタチバナ(橘)を手にとって、
突然、冒頭の歌を詠んだ。
元夫には万感の思いが込められた歌だった。
そこで初めて元夫だと思い出した妻は、
驚くと共に涙を流し、自らを詫びた。
元夫は元妻を責めることなくその場を後にした。
その後自らの振る舞いを恥じたのか、
駆け落ちまでしたのに今の貧しい身分のままの自分に嫌気がさしたのか、
そこんところは不明であるが、
元妻は自ら出家して尼になり、山にこもってしまったということである。
和歌は別として現代でもよくある男女話のようですが、
何ともやるせないのは、
出家され取り残された駆け落ち夫ではないだろうか?
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