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今年のアカデミー主演女優賞を獲得した
「レネー・ゼルウィガー」の『ジュディ 虹の彼方』が3月6日より全国公開されました。
47歳という若さで、この世を去ったジュディー・ガーランド。そんな光と影を背負った人生を歩んだ彼女の最期の日々を描いたのが、この映画。
レネー・ゼルウィガー自身も、子供の頃からガーランドがアイドルだったと云う彼女は、ステージのシーンを口パクではなく、自身が歌いきった。
「最初はもちろん怖ったし、なんとか自分で歌わなくて済むようにしたかった。だから何カ月もかけて練習したわ。ぜったい無理だと思ったときも、監督や周りのスタッフに励まされ、少しずつ歌うことを身につけました」と、日本公開のステージでコメントされました。

レニー・ゼルウィガーは50歳。じつは彼女自身、2010年から6年間も休業をしてました。理由は自分自身がすり減っていくような感じたからだと云う。「普通の生活をして、もっと自分自身の面倒を見る事が必要に感じた。でも離れてみて判ったのは、いかにカオテックで、非人間的なペースだったかということ。この役に、10年前だったら出来なかった」
本作でスッポトライトのもと、主演女優賞を獲得した。まるで彼女とガーランドがシンクロしたかのような圧倒的演技は、栄光と悲劇に美舞れた稀有な才能に対する、感動的なオマージュと言えます。
50歳にして、返り咲いたというよりは、女優として最高峰に上りつめた