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その昔、新潟県にはロシア村とトルコ村という施設が存在してました。当時、全国で"なんとか村"というのが流行っていたのを記憶してます。
酒の話をするとロシア村にお土産としてウオトカが売られていました。
今さら書くまでもなく、あまりにも有名ですよね。物によってはアルコール度数が96％という信じられないのがあって一度、試しに最高度数を購入してみたことがありボトルには"火気に注意"の文字が見え(それはそうだ。ほぼアルコールそのものだからと納得)、恐る恐る舐めるように試飲。ヒヤーとした後は舌が痺れた記憶があります。それをかの方たちはストレートで飲むと聞いていたので凄すぎると実感。その後は大量の水やジュース類で希釈して飲んだことはご想像通りでボトル１本しばらく置かれていたのでコスパ的に長くもったのでどうなんでしょうね。でも最高度数のその酒は二度と購入していません。扱い難いのが実情。火の元注意でちゃんと蓋を閉めないと揮発し量が減ってしまうからです (特に酔うと巧く閉められない)。
ウオトカと言えばカクテルのベースとして"ソルティドッグ"とか"スクリュードライバー"等々有名なカクテルがありますが今はどうだかわかりませんが特に"スクリュードライバー"は知人曰く、オレンジジュースの味しかしないので恋人とバーに行きそれを頼みガンガン飲ませ、そのアシで・・・という今そんなことをすれば大変なことになるような自慢話を聞いていました。ウオトカはそういった思い出があります。
一方トルコ村にもお土産として"ラク"という透明なお酒が売られておりました。それまでそんな酒は、聞いたことも見たこともなかったので物は試しとミニボトルを購入。自宅に帰り蓋を開けると独特の香り(なんと説明してよいのか、フルーティーのような甘いスパイスのような・・表現難しい)があり、ストレートで飲んだ所それまた、何とも表現しがたい味で美味しかった。ただ度数が強かったので水で割った所、何と！不思議に透明だった酒が徐々に乳白色(その様子は女性のウケが良いかも )へと変化いくではありませんか。個人的に１発で気に入りました。
(興味がある方は検索「ラク(トルコ)」で出てきます)
不思議に透明から乳白色へと変化し不思議な味に魅せられ閉園するまで何度も足を運ぶ事になりました(その際は世界三大料理として有名なトルコ料理も食べましたが自分の口には合わなかった)、今は近場の酒を販売している酒店等には皆無でネットでしか購入出来ず、余裕がある時でしか飲めないので、改めて"ド・イナカ"の不便さを実感しています(T_T)