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人気ロックバンドの＜打首獄門同好会というグループが、ライブ中の痴漢行為に関して、
「曲を止めてもいいので痴漢にやられたら声を出して！」と公表したというニュースをnetで見ました。

ライブ中に痴漢に遭っても、演奏の邪魔をしてはいけないとの配慮から声を出すことを躊躇う女性が多いのだそうです。
また大勢の人から衆人環視の目に晒されるのも躊躇う原因の一つかも知れませんが、やっぱり＜痴漢に遭ったら声を出す＞とか、＜周りの人に痴漢されていることを知らせて助けてもらう＞などの勇気も必要だと思います。

私は混んだ電車に乗ると、周りの人から見える所に両手を置いていますので、痴漢だと疑われることは皆無ですが、かつて混んだ車内でこんなことがありました。

少し離れたところの男性が、いきなり大きな声を出したのです。

「ね～ちゃん大丈夫か？触られてるんじゃね～か？」

私からはどんな男性だか見えませんでしたが、それに答える若い女性の大きな声がしました。

「大丈夫で～す！」

車内に居た人々はドッと吹き出して、その後和やかな空気が流れていました。

言葉自体は荒い言葉でしたが、女性を気遣う大きな声に　もし痴漢が居たとしても
決して手は出せなくなったことでしょう？

言葉を発した男性は、実に機転が効いた立派な態度を取った・・・と感じました。

真似をする訳ではありませんが、私も混んだ電車に乗ることがあったら、もっと痴漢に注意して、女性を気遣って上げようと思っていました。

ブログにも書いたように一昨日は痴漢されていた（？）ミニスカートの女性を助けましたが、残念ながらいつかの男性のように車内を和ませることまではできませんでした。