風まかせ さんの日記
2020
1月
13
(月)
21:46
本文
二宮金次郎は泥棒だ
とAさんは言う。
なぜ?
金次郎の家は貧しくて、山を持っているはずがないのに、薪(たきぎ)を背負って山を降りてくる、これはあきらかに泥棒ではないか。
と言うのである。
明治以前は、どの村にも入会山(いりあいやま)という村落共有林があって、金次郎は、そこから薪をとったのでしょう。
Aさんは、欧米の留学経験がある。
欧米では日常的に、こうした議論をたのしんでいるという。「ディベート」といって、教科のなかに入れているがっこうもあるという。
証拠はあるのか?
個人的には、ディベートをうとましく思う。
日本の場合、議論よりも説明をする。
証拠といったものはないが
当時はみんなそうだった。
状況をきいているわけではない、金次郎の場合どうなのかをきいているのです。
どうやら、ボクシングのKOのように、相手をリングに沈めなければ、ディベートに勝ったことにならないようである。
ぼくの説明は正しいのだが、AさんをKOできなかったという点では、ぼくの負けである。
金次郎は後年「大事を成さんと欲する者は、まず小事を務むべし」と言う。
ディベートは、犬の噛み合いにならないようにしたいものである。
とAさんは言う。
なぜ?
金次郎の家は貧しくて、山を持っているはずがないのに、薪(たきぎ)を背負って山を降りてくる、これはあきらかに泥棒ではないか。
と言うのである。
明治以前は、どの村にも入会山(いりあいやま)という村落共有林があって、金次郎は、そこから薪をとったのでしょう。
Aさんは、欧米の留学経験がある。
欧米では日常的に、こうした議論をたのしんでいるという。「ディベート」といって、教科のなかに入れているがっこうもあるという。
証拠はあるのか?
個人的には、ディベートをうとましく思う。
日本の場合、議論よりも説明をする。
証拠といったものはないが
当時はみんなそうだった。
状況をきいているわけではない、金次郎の場合どうなのかをきいているのです。
どうやら、ボクシングのKOのように、相手をリングに沈めなければ、ディベートに勝ったことにならないようである。
ぼくの説明は正しいのだが、AさんをKOできなかったという点では、ぼくの負けである。
金次郎は後年「大事を成さんと欲する者は、まず小事を務むべし」と言う。
ディベートは、犬の噛み合いにならないようにしたいものである。
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