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認知症の伯母は　一昔前までは健脚で
しかも口八丁手八丁。
ウォーキングイベントに参加するのが趣味だった。

それが、転倒して複雑骨折して
年齢的なこともあり回復が思わしくなく
杖が必要となった。

思えばそのときから認知症の兆しが出始めた。

年を取ってから寝込むとたちまちボケるとよく言われるがまさにその通り

歩くことの重要さを改めて感じている。

思えば昔の子はよく歩いた。
私は小学校まで３キロ弱、歩いて通った。

小遣いが少なかったせいもあって
４キロ５キロ先まで平気で歩いて遊びに行った。

イマドキの子は歩かないなあ…
８００メートル先の小学校まで子どもを車で送っている、同じマンションのお母さんいわく「不審者も多いし、習い事で忙しくて疲れてるから」

まあ、そんな時代なんだろうな。

知り合いの新潟の農家のお孫さんが
小学校まで片道４０を分歩いて通っているという話を聞いてびっくりしたけれど
なんだか、今は子どもも大人も
ただ無心に歩くっていうことを見直した方が良いんじゃないか。

ただダラダラ歩くんじゃなくて
きびきびと歩くことは全身運動になるし、一定のリズムを刻んで歩くことが自律神経にも良いらしい。
少しの鬱なら太陽の下、楽しんで歩くことで吹き飛ぶこともあるらしい

私も近年は歩くことを見直している。
交通費の節約にもなるし。

唯一の欠点は、肩が弱い私は
少しの荷物でも重さがつらいので
ついでの買い物ができないこと。
まあ、それも節約と言えば節約だけれどね。