あすなろ さんの日記
2019
12月
19
(木)
11:07
本文
夏目漱石の小説と掛けて
池に石を投げた時と解く
そのこころは・・・・・
ボッチャン!(坊っちゃん)
皆さんは本がお好きですか?
本と言っても色々あって文学小説から大衆小説、経済誌やマンガや週刊誌やエロ本のたぐいまで様々ですが、
いわゆる小説を読むのはお好きでしょうか?
自分は読書家ではありませんが、
最近ひょんなことから読書好きな優しいある方とお話しした時、
その方に何かおすすめ作品あったら教えて下さいとお願いしたら、
下記の作品を教えてくれました。
ここ2ヶ月程で全部読み終えました。
①「風の盆恋歌」高橋治著(中編小説)
風の盆を舞台にした男女の再会と忍び逢いの物語。
②「二月二日ホテル」北方謙三著(中編小説)
プロカメラマンのハードボイルド的目線で描く物語
③「八月の六日間」北村薫著(中編小説)
山への挑戦で自分と向き合う山ガールの物語。
④「星々の悲しみ」宮本輝著(短編小説)
読書家の少年が友達と絵画を盗む物語
⑤「海辺のカフカ 上下」村上春樹著(長編小説)
読書好きな家出少年カフカの物語
早速、ヤフオクで調達して読みました。
中古本はヤフオクでは1円~500円程度で格安です。
「星々の悲しみ」は何と1円で落札しました。(送料198円)
しかも、Tポイントで支払ったので0円
年間100冊以上も読破するモンスターみたいな方もここにおられる中で、
読書の話するなんてお恥ずかしい話ですが、
10~20代位の頃はそれなりに本が好きで小説や詩集など読みました。
今じゃ活字を追うと眠くなるし一晩寝るとあらすじもすっ飛んじゃう始末です。
でもその方との話の中で、
数年前に浅田次郎の作品を読んで、
文庫本8冊あります云々と伝えた手前、
あらすじはほとんど忘れてしまっていて話にならないので、
上記の本を読む前に、
「月島慕情」「月のしずく」「夕映え天使」
の3タイトルをもう一度読み返し、
他に彼の代表作品「鉄道員(ぽっぽや)」も新たにヤフオクで購入し読みました。
「鉄道員」は映画で見た方が情景や背景がよく解って感動するでしょうね。
健さんの演技が見ものですね。
以前ブログで書きましたが、
「風の盆恋歌」は以前から読みたかった本なので、集中して読みました。
祭りの裏側で風の盆をこよなく愛する中年男が、
家族に内緒で諏訪町に古い一軒家を買い、
そこで学生時代好きだったけれど結ばれなかった彼女と、
再びめぐり逢い偲び逢う切ない不倫物語。、
庭に儚く咲く酔芙蓉。
改めて石川さゆりの「風の盆恋歌」はこの物語が凝縮された歌だと思った次第。
https://www.youtube.com/watch?v=ZLTE5nfSBP0
そして、「海辺のカフカ」上下巻 長編小説。
17年も前の2002年9月初刊発売で、
世界的にヒットした小説だということですが、
読んだことも聞いた事も見た事もなかった。
読みはじめたら結構引き込まれてしまった。
面白かった。
でも、どこがどう面白かったのかと聞かれても、
ボ、ボクは、こ、こたえられないんだな(山下清?)
ネタバレになるのであらすじ控えますが、
家出した15歳の読書好きな少年(自称田村カフカ)と戦時中集団昏睡事件で記憶を失いネコと会話出来る不思議なナカタ老人の動向が交互にパラレルで展開される物語。
主に東京と四国高松が舞台で、
殺人あり、近親相姦あり、SF的謎のシーンあり・・。
結局、
読み終えて脳ミソ糠味噌の自分にはこの物語の主題はよく解らなかった。
そして何より、
「メタファーを通してアイロニーを受け入れる」
などと難解な文章や言葉や単語が続々出てきて辞書と首ったけ。
例えばこんなヨコ文字(カタカナ)単語解ります?
ニグレクト、レッド・ヘリング、アナロジー、パセチィック、
ハレ・クリシュナ、アイロニー、ヘテロ・セクシャル、イノセント、
メタフォリカル、シュール・レアリスティック、メタファー
等々、これ全部解る人いたらすごいよね。
たぶんあの天の付くおじさんなら100点満点かも・・。
この本の中で登場人物が語る話の中に、
数々の実在の本やクラシックやジャズの名曲や映画の題名や考察が多々出ていて、
著者村上春樹の博識の凄さを知ると共に、
自分の知ってる曲や映画もいくつか出てきて、
お蔭さんで勉強になりました。
もう一度時間あったら読み返してみたいです。
★カフカ少年が森の中を歩きながら口笛を吹いていた曲
「マイフェイバリットシングス」ジョン・コルトレーン
https://www.youtube.com/watch?v=zH3JpqhpkXg
まだ若きコルトレーンのソプラノサックスが素晴らしい貴重なライブ演奏 1961年
何度もメンバー編成を替え演奏されていますが、
この時はフルートを加えてのクインテット。
エルヴィン・ジョーンズのドラムさばきも見ごたえあります。
この頃の演奏が一番好きだな。
この曲はかってあの有名なミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」の中で、
ジュリーアンドリュースが歌った歌ですが、
その後ジャズでアレンジ演奏されジャズの定番曲のようになったものです。
余計な能書きすつれいすますた。
池に石を投げた時と解く
そのこころは・・・・・
ボッチャン!(坊っちゃん)
皆さんは本がお好きですか?
本と言っても色々あって文学小説から大衆小説、経済誌やマンガや週刊誌やエロ本のたぐいまで様々ですが、
いわゆる小説を読むのはお好きでしょうか?
自分は読書家ではありませんが、
最近ひょんなことから読書好きな優しいある方とお話しした時、
その方に何かおすすめ作品あったら教えて下さいとお願いしたら、
下記の作品を教えてくれました。
ここ2ヶ月程で全部読み終えました。
①「風の盆恋歌」高橋治著(中編小説)
風の盆を舞台にした男女の再会と忍び逢いの物語。
②「二月二日ホテル」北方謙三著(中編小説)
プロカメラマンのハードボイルド的目線で描く物語
③「八月の六日間」北村薫著(中編小説)
山への挑戦で自分と向き合う山ガールの物語。
④「星々の悲しみ」宮本輝著(短編小説)
読書家の少年が友達と絵画を盗む物語
⑤「海辺のカフカ 上下」村上春樹著(長編小説)
読書好きな家出少年カフカの物語
早速、ヤフオクで調達して読みました。
中古本はヤフオクでは1円~500円程度で格安です。
「星々の悲しみ」は何と1円で落札しました。(送料198円)
しかも、Tポイントで支払ったので0円
年間100冊以上も読破するモンスターみたいな方もここにおられる中で、
読書の話するなんてお恥ずかしい話ですが、
10~20代位の頃はそれなりに本が好きで小説や詩集など読みました。
今じゃ活字を追うと眠くなるし一晩寝るとあらすじもすっ飛んじゃう始末です。
でもその方との話の中で、
数年前に浅田次郎の作品を読んで、
文庫本8冊あります云々と伝えた手前、
あらすじはほとんど忘れてしまっていて話にならないので、
上記の本を読む前に、
「月島慕情」「月のしずく」「夕映え天使」
の3タイトルをもう一度読み返し、
他に彼の代表作品「鉄道員(ぽっぽや)」も新たにヤフオクで購入し読みました。
「鉄道員」は映画で見た方が情景や背景がよく解って感動するでしょうね。
健さんの演技が見ものですね。
以前ブログで書きましたが、
「風の盆恋歌」は以前から読みたかった本なので、集中して読みました。
祭りの裏側で風の盆をこよなく愛する中年男が、
家族に内緒で諏訪町に古い一軒家を買い、
そこで学生時代好きだったけれど結ばれなかった彼女と、
再びめぐり逢い偲び逢う切ない不倫物語。、
庭に儚く咲く酔芙蓉。
改めて石川さゆりの「風の盆恋歌」はこの物語が凝縮された歌だと思った次第。
https://www.youtube.com/watch?v=ZLTE5nfSBP0
そして、「海辺のカフカ」上下巻 長編小説。
17年も前の2002年9月初刊発売で、
世界的にヒットした小説だということですが、
読んだことも聞いた事も見た事もなかった。
読みはじめたら結構引き込まれてしまった。
面白かった。
でも、どこがどう面白かったのかと聞かれても、
ボ、ボクは、こ、こたえられないんだな(山下清?)
ネタバレになるのであらすじ控えますが、
家出した15歳の読書好きな少年(自称田村カフカ)と戦時中集団昏睡事件で記憶を失いネコと会話出来る不思議なナカタ老人の動向が交互にパラレルで展開される物語。
主に東京と四国高松が舞台で、
殺人あり、近親相姦あり、SF的謎のシーンあり・・。
結局、
読み終えて脳ミソ糠味噌の自分にはこの物語の主題はよく解らなかった。
そして何より、
「メタファーを通してアイロニーを受け入れる」
などと難解な文章や言葉や単語が続々出てきて辞書と首ったけ。
例えばこんなヨコ文字(カタカナ)単語解ります?
ニグレクト、レッド・ヘリング、アナロジー、パセチィック、
ハレ・クリシュナ、アイロニー、ヘテロ・セクシャル、イノセント、
メタフォリカル、シュール・レアリスティック、メタファー
等々、これ全部解る人いたらすごいよね。
たぶんあの天の付くおじさんなら100点満点かも・・。
この本の中で登場人物が語る話の中に、
数々の実在の本やクラシックやジャズの名曲や映画の題名や考察が多々出ていて、
著者村上春樹の博識の凄さを知ると共に、
自分の知ってる曲や映画もいくつか出てきて、
お蔭さんで勉強になりました。
もう一度時間あったら読み返してみたいです。
★カフカ少年が森の中を歩きながら口笛を吹いていた曲
「マイフェイバリットシングス」ジョン・コルトレーン
https://www.youtube.com/watch?v=zH3JpqhpkXg
まだ若きコルトレーンのソプラノサックスが素晴らしい貴重なライブ演奏 1961年
何度もメンバー編成を替え演奏されていますが、
この時はフルートを加えてのクインテット。
エルヴィン・ジョーンズのドラムさばきも見ごたえあります。
この頃の演奏が一番好きだな。
この曲はかってあの有名なミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」の中で、
ジュリーアンドリュースが歌った歌ですが、
その後ジャズでアレンジ演奏されジャズの定番曲のようになったものです。
余計な能書きすつれいすますた。
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