プー さんの日記
2019
10月
2
(水)
10:28
本文
興味がある、というご感想をいただき、続きを書かせていただきます。
驚いたことの一つは残業する職員が多いことです。契約時の労働条件等は先に書いたとおりですが、仮眠時間は特にありませんでした。というのは戸籍事務は24時間受け付けが原則だからです。ただ、いつ来るか分からない人を寝ずに待つわけにはいきませんから午前零時に出入り口すべてに守衛さんが施錠します。原則寝ずの番ということで敷布団掛布団はありません。備え付けの折り畳みベッドにベッドパット、寝袋持参で寝ます。
零時に施錠して起床は5時半。たいがい11時まで、遅い時は11時半頃までテレビを見ていますから寝るのはいつもと変わらない、起きるのもいつもよりはちょっと早いくらいという感覚でした。
ところが職員の方が帰らないのです。毎日零時を過ぎてもまだ1~3人ほど残っています。となると施錠できず職員が帰るまで待たなければなりません。1時近くになるとさすがにイライラしてきます。そのうち理由が分かってきました。
働いている方は12月になると年末調整のための申告をしますよね。年末調整のデータが各市町村ごとにまとめられ送られてきます。2月になると自営業者さんなどが確定申告をします。住民税のみの人も申告します。国税からの確定申告のデータが各市町村に5月頃来るようで、それらのデータがそろって本格的な住民税の計算が始まるようです。
多分計算ソフトがあり、そこに数字を入力するのでしょうが諸控除の記載が正しいかなどは添付書類等をチェックしていかなければなりません。数万件ものデータを入力するのですから大変と思います。それをまた間違いがないかチェックしていけば大変な作業であるというのが想像できます。
住民税の計算を基に国民健康保険税、介護保険税の計算が始まるわけですからおおよそ4~7月頃までは関連部署は忙しくなる、と見当が付きます。
ところが実際はそれらの部署だけでなく実に多くの部署の人が残業するのです。不思議に思って「大変ですね」と声をかけても「仕事が溜まって」と答えるだけで内容までは分かりません。考えられることはただ一つ、仕事量に対して人が足りていないということです。公務員批判、財政難等で人を増やせないのではないかと思います。そのことがもう一つの驚きの非正規、パート労働者の多いことに結び付くものと思います。
ところで、遅く帰る人は自然に顔を覚えるもので、守衛さんが今日もあの人がまだいるよ、と言うと、今日も零時に閉められないな、と嫌になります。その人は毎日零時過ぎまで残っています。自然に、毎日毎日残業があるわけではない、とさすがに思うようになりました。ある時、守衛さんが見回ったとき机にうつ伏せになっていたそうです。1日6~7時間残業すれば1ヶ月では100時間を超えます。趣味で残っている人が残業手当をもらっていいのか、管理職は一体何をしているのか憤りに近いものを感じます。
夜勤という仕事は体に良くない、と言われます。タクシーの運転手さんがよく取り上げられます。実際やってそれは感じます。そのことは明日にでも。
驚いたことの一つは残業する職員が多いことです。契約時の労働条件等は先に書いたとおりですが、仮眠時間は特にありませんでした。というのは戸籍事務は24時間受け付けが原則だからです。ただ、いつ来るか分からない人を寝ずに待つわけにはいきませんから午前零時に出入り口すべてに守衛さんが施錠します。原則寝ずの番ということで敷布団掛布団はありません。備え付けの折り畳みベッドにベッドパット、寝袋持参で寝ます。
零時に施錠して起床は5時半。たいがい11時まで、遅い時は11時半頃までテレビを見ていますから寝るのはいつもと変わらない、起きるのもいつもよりはちょっと早いくらいという感覚でした。
ところが職員の方が帰らないのです。毎日零時を過ぎてもまだ1~3人ほど残っています。となると施錠できず職員が帰るまで待たなければなりません。1時近くになるとさすがにイライラしてきます。そのうち理由が分かってきました。
働いている方は12月になると年末調整のための申告をしますよね。年末調整のデータが各市町村ごとにまとめられ送られてきます。2月になると自営業者さんなどが確定申告をします。住民税のみの人も申告します。国税からの確定申告のデータが各市町村に5月頃来るようで、それらのデータがそろって本格的な住民税の計算が始まるようです。
多分計算ソフトがあり、そこに数字を入力するのでしょうが諸控除の記載が正しいかなどは添付書類等をチェックしていかなければなりません。数万件ものデータを入力するのですから大変と思います。それをまた間違いがないかチェックしていけば大変な作業であるというのが想像できます。
住民税の計算を基に国民健康保険税、介護保険税の計算が始まるわけですからおおよそ4~7月頃までは関連部署は忙しくなる、と見当が付きます。
ところが実際はそれらの部署だけでなく実に多くの部署の人が残業するのです。不思議に思って「大変ですね」と声をかけても「仕事が溜まって」と答えるだけで内容までは分かりません。考えられることはただ一つ、仕事量に対して人が足りていないということです。公務員批判、財政難等で人を増やせないのではないかと思います。そのことがもう一つの驚きの非正規、パート労働者の多いことに結び付くものと思います。
ところで、遅く帰る人は自然に顔を覚えるもので、守衛さんが今日もあの人がまだいるよ、と言うと、今日も零時に閉められないな、と嫌になります。その人は毎日零時過ぎまで残っています。自然に、毎日毎日残業があるわけではない、とさすがに思うようになりました。ある時、守衛さんが見回ったとき机にうつ伏せになっていたそうです。1日6~7時間残業すれば1ヶ月では100時間を超えます。趣味で残っている人が残業手当をもらっていいのか、管理職は一体何をしているのか憤りに近いものを感じます。
夜勤という仕事は体に良くない、と言われます。タクシーの運転手さんがよく取り上げられます。実際やってそれは感じます。そのことは明日にでも。
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