tinc さんの日記
2019
9月
13
(金)
15:42
本文
他人と渡り合うだけの力の無い私には、敵は常に私自身である。何度かこの日記に書かせて頂いている先輩のことがあって、またもやこの宿敵が顔を見せた。今回の彼の狙いは二つ。私を驕らせることと、先輩に不快な思いをさせることである。
先日の台風の夜に職場で話した中で、先輩は私のいない職場で今後仕事を継続してゆく自信がないと繰り返した。これは不合理である。先輩は私よりも先に職場に入ったので、私のいない状態で仕事をしている期間があったからだ。それも5年以上そうだった。先輩が嘘を吐いているということではなく、言葉の背後に別の意味があるのだと思う。
しかし私の感情は不合理なもので、先輩が泣くほど私のことを惜しんで下さっているという都合の良いことを信じたがっている。いったん驕り高ぶればその後の堕落は速い。それを理解していても私の認識は感情に引きずられがちなので、気づかないうちに悪い方向へ向かってしまうだろう。頻繁に自分の考えを振り返り修整することが必要になる。
また別の感情として、先輩の心中を知りたいというものを今の私は持っている。ひとの頭の中のことは分からないので多くの場合にはくだらない憶測で済ませるのだが、先輩は私にとって非常に重要な人物なので、なんとかして少しでも精確に理解したいという気持ちが先行し、当の先輩に対して思慮に欠ける質問をしたり無遠慮な態度を見せてしまったりする危険が多分にある。これは考えよりも言動に注意の比重を置くべきだろう。
この戦いは大事な一戦である。我が宿敵はだいたい私をこてんぱんに打ち負かすのだが、流れを変える良い機会になるかもしれない。戦力は拮抗、勝機は充分、状況が不利になっても戦意を下げないことが肝要かと思う。
現実の事象では、先輩が早速私の次の職場の求人に応募して採用の通知を受けたというものがある。私はこれを聞いて少なからず動揺した。しかしこの動揺は誤っている。誰が相手でも誠実に対応するという先輩の姿勢に倣うことが目的であるので、一緒に働くのがたまたま先輩であるのなら先輩に誠実を尽せばよい。やることは決まっている。
先日の台風の夜に職場で話した中で、先輩は私のいない職場で今後仕事を継続してゆく自信がないと繰り返した。これは不合理である。先輩は私よりも先に職場に入ったので、私のいない状態で仕事をしている期間があったからだ。それも5年以上そうだった。先輩が嘘を吐いているということではなく、言葉の背後に別の意味があるのだと思う。
しかし私の感情は不合理なもので、先輩が泣くほど私のことを惜しんで下さっているという都合の良いことを信じたがっている。いったん驕り高ぶればその後の堕落は速い。それを理解していても私の認識は感情に引きずられがちなので、気づかないうちに悪い方向へ向かってしまうだろう。頻繁に自分の考えを振り返り修整することが必要になる。
また別の感情として、先輩の心中を知りたいというものを今の私は持っている。ひとの頭の中のことは分からないので多くの場合にはくだらない憶測で済ませるのだが、先輩は私にとって非常に重要な人物なので、なんとかして少しでも精確に理解したいという気持ちが先行し、当の先輩に対して思慮に欠ける質問をしたり無遠慮な態度を見せてしまったりする危険が多分にある。これは考えよりも言動に注意の比重を置くべきだろう。
この戦いは大事な一戦である。我が宿敵はだいたい私をこてんぱんに打ち負かすのだが、流れを変える良い機会になるかもしれない。戦力は拮抗、勝機は充分、状況が不利になっても戦意を下げないことが肝要かと思う。
現実の事象では、先輩が早速私の次の職場の求人に応募して採用の通知を受けたというものがある。私はこれを聞いて少なからず動揺した。しかしこの動揺は誤っている。誰が相手でも誠実に対応するという先輩の姿勢に倣うことが目的であるので、一緒に働くのがたまたま先輩であるのなら先輩に誠実を尽せばよい。やることは決まっている。
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