鬼太郎 さんの日記
2019
9月
11
(水)
21:32
本文
大阪のとある斎場で静かなお葬式が
とり行われた。
残されたのは、
妻と二人の娘でした。
参列者は家族と親戚のみ。
いわゆる家族葬というものです。
亡くなったのは、一家の大黒柱とも
言うべきお父さん。
棺桶が参列者の前に引き出され
最後のお別れの儀がはじまる。
最後のお別れをいうために
妻のK子が旦那の顔をみながら
「結婚してからというもの
あんたの浮気でどれだけ苦しんだか
あんた、わかるか!」
「旦那らしいこと何にもせず
勝手に行ってしもて、ほんまに
あんたは最後まで自分勝手な人やった」
と、さんざんの愚痴にたまりかねた
娘がいたたまれず
「お母さん、お父さんかて
自分勝手やったかもしれへんけど
私ら家族を守ってくれたのは
お父さんやで
もうええ加減ゆるしてやったら・・」
そうこうしている内に
出棺の時間となり一同玄関に
移動する。
やがて棺桶が運ばれ娘二人と
親戚のもの数人で霊柩車に乗せた。
そして、お父さんを乗せた
霊柩車が静かに出発した。
すると、先ほどまで沈黙していた妻が
突然
「お父ちゃん」
「お父ちゃん、、、」
と叫びながら、霊柩車のあとを
くしゃくしゃの顔で追いかけ
姿が見えなくなるまでそこに
たたずんでいました。
お互い生きているうちに
家族はもちろんのこと
周りにいる人たちを大切に
したいものですね。
本日もご覧いただきまして
有り難うございました。
とり行われた。
残されたのは、
妻と二人の娘でした。
参列者は家族と親戚のみ。
いわゆる家族葬というものです。
亡くなったのは、一家の大黒柱とも
言うべきお父さん。
棺桶が参列者の前に引き出され
最後のお別れの儀がはじまる。
最後のお別れをいうために
妻のK子が旦那の顔をみながら
「結婚してからというもの
あんたの浮気でどれだけ苦しんだか
あんた、わかるか!」
「旦那らしいこと何にもせず
勝手に行ってしもて、ほんまに
あんたは最後まで自分勝手な人やった」
と、さんざんの愚痴にたまりかねた
娘がいたたまれず
「お母さん、お父さんかて
自分勝手やったかもしれへんけど
私ら家族を守ってくれたのは
お父さんやで
もうええ加減ゆるしてやったら・・」
そうこうしている内に
出棺の時間となり一同玄関に
移動する。
やがて棺桶が運ばれ娘二人と
親戚のもの数人で霊柩車に乗せた。
そして、お父さんを乗せた
霊柩車が静かに出発した。
すると、先ほどまで沈黙していた妻が
突然
「お父ちゃん」
「お父ちゃん、、、」
と叫びながら、霊柩車のあとを
くしゃくしゃの顔で追いかけ
姿が見えなくなるまでそこに
たたずんでいました。
お互い生きているうちに
家族はもちろんのこと
周りにいる人たちを大切に
したいものですね。
本日もご覧いただきまして
有り難うございました。
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