ユンタク さんの日記
2019
9月
4
(水)
08:46
本文
午後に彼女は来てくれた。
顔色が悪く、体調が優れないと言う。
自分の事もそれに追い打ちをかけたようだ。
罪悪感が一気に何倍にもなって押し寄せた。
ため息を付きながら
「どんな人?どこで知り合ったの?いつから?」
事の経緯とR子さんの事を包み隠さず話した。
時折鼻をすすっていたので、泣いているのは分かったが彼女の顔は見られなかった。
一通り話して、しばし沈黙が流れた。
「これからどうするの?」
「・・・・」
「奥さんと関係を続けるの?」
「・・・・」
「もし続けると言うのなら、あなたのお母さんに連絡する!そして止めて貰う!」
「えっ!?そんな・・・」
彼女の目は本気だった。
怒ったその目からは大粒の涙がボロボロと溢れ出ていた。
それを見た自分には「R子さんを愛しているから関係を続ける!」…そんな安易な言葉は出て来なかった。
「分かった。もちろん、いけない事だと頭では分かっていたけど、気持ちがついていかなかった。ちゃんと別れるよ。」
それを聞いてホッとしたのか「吐きそう…」と言い出した彼女の顔は青ざめていた。
布団を敷いて彼女を横にする時に、身体が熱かったので熱を測ったら38度を軽く超えていた。
病を押してまで来てくれた彼女の辛そうな顔を見て、自分の愚かさを改めて思い知った。
日曜日なので救急病院しか空いていなく、彼女は動けないと言ったので、取り敢えず解熱剤を飲ませて様子を見ることにした。
夜になり、解熱剤でも38度を切る事はなかったが、何か食べさせたいと思い彼女に聞いたら、油揚げの煮物が食べたいと。
急いで買いに行き、お粥と甘辛く煮た油揚げを食べさせて上げると、少し落ち着きそのまま眠りについた。
翌日に会社を休んで彼女を病院へ連れて行った。
自分では歩けないほど衰弱していたので、車椅子を借り押しながら受診した。
熱は微熱程度に下がったものの、彼女体調は優れなかったので、会社を休みそのまま看病をして水曜日の夜を迎えていた。
夜の10時過ぎだったか、突然ドアがノックされた。
1階に住む友人かと思い、ドアを開けるとそこにはR子さんが立っていた。
to be continued…
顔色が悪く、体調が優れないと言う。
自分の事もそれに追い打ちをかけたようだ。
罪悪感が一気に何倍にもなって押し寄せた。
ため息を付きながら
「どんな人?どこで知り合ったの?いつから?」
事の経緯とR子さんの事を包み隠さず話した。
時折鼻をすすっていたので、泣いているのは分かったが彼女の顔は見られなかった。
一通り話して、しばし沈黙が流れた。
「これからどうするの?」
「・・・・」
「奥さんと関係を続けるの?」
「・・・・」
「もし続けると言うのなら、あなたのお母さんに連絡する!そして止めて貰う!」
「えっ!?そんな・・・」
彼女の目は本気だった。
怒ったその目からは大粒の涙がボロボロと溢れ出ていた。
それを見た自分には「R子さんを愛しているから関係を続ける!」…そんな安易な言葉は出て来なかった。
「分かった。もちろん、いけない事だと頭では分かっていたけど、気持ちがついていかなかった。ちゃんと別れるよ。」
それを聞いてホッとしたのか「吐きそう…」と言い出した彼女の顔は青ざめていた。
布団を敷いて彼女を横にする時に、身体が熱かったので熱を測ったら38度を軽く超えていた。
病を押してまで来てくれた彼女の辛そうな顔を見て、自分の愚かさを改めて思い知った。
日曜日なので救急病院しか空いていなく、彼女は動けないと言ったので、取り敢えず解熱剤を飲ませて様子を見ることにした。
夜になり、解熱剤でも38度を切る事はなかったが、何か食べさせたいと思い彼女に聞いたら、油揚げの煮物が食べたいと。
急いで買いに行き、お粥と甘辛く煮た油揚げを食べさせて上げると、少し落ち着きそのまま眠りについた。
翌日に会社を休んで彼女を病院へ連れて行った。
自分では歩けないほど衰弱していたので、車椅子を借り押しながら受診した。
熱は微熱程度に下がったものの、彼女体調は優れなかったので、会社を休みそのまま看病をして水曜日の夜を迎えていた。
夜の10時過ぎだったか、突然ドアがノックされた。
1階に住む友人かと思い、ドアを開けるとそこにはR子さんが立っていた。
to be continued…
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