ユンタク さんの日記
2019
9月
3
(火)
07:46
本文
日曜日はマンションに居られないので、土曜日の深夜に自宅アパートへ帰宅した。
するとテーブルに1枚のメモが…。
「誰か他に好きな人が出来たんだね。もう終わりなんだね。さようなら。」
自分には学生の頃から、付き合って4年になる彼女がいたのだ。
何度も電話したが繋がらず、心配して訪れたらしい。
しかし自分の姿はなく、会社に連絡したら出勤しているとの事。
それで察したらしい。
置いてあった彼女の着替えや荷物が全て無くなっていた。
その時に初めて事の重大さと、失うであろう悲しさが湧いてきて、血の気が引く思いをしたのを今でも鮮明に覚えている。
すかさず電話をしようと受話器を取ると、ツーツーと話し中の音。
しまった!電話代を滞納し、切られていたのだ。
慌てて近くの公衆電話へ走った。
彼女は出てくれた。
先ずは無事な事に安堵のため息を漏らした後、続けざまに
「好きな人が出来たんでしょ?」
「…そうなんだ…ごめん」
その瞬間、情けない事に涙が堰を切ったように溢れ出て、嗚咽しながら泣いてしまった。
愚かな自分への怒りと、二人への罪悪感が一気に襲ってきたのだ。
公衆電話だと言うことも忘れて。
「別れるにしても、取り敢えず会いたい」
受話器越しに狼狽えている自分を案じてか、翌日曜日に来るという。
彼女の寮からは2時間程かかる。
明日、どんな顔で会えば良いのだろうか…。
もちろん正直に話すつもりだが…彼女の反応が怖い。
to be continued…
するとテーブルに1枚のメモが…。
「誰か他に好きな人が出来たんだね。もう終わりなんだね。さようなら。」
自分には学生の頃から、付き合って4年になる彼女がいたのだ。
何度も電話したが繋がらず、心配して訪れたらしい。
しかし自分の姿はなく、会社に連絡したら出勤しているとの事。
それで察したらしい。
置いてあった彼女の着替えや荷物が全て無くなっていた。
その時に初めて事の重大さと、失うであろう悲しさが湧いてきて、血の気が引く思いをしたのを今でも鮮明に覚えている。
すかさず電話をしようと受話器を取ると、ツーツーと話し中の音。
しまった!電話代を滞納し、切られていたのだ。
慌てて近くの公衆電話へ走った。
彼女は出てくれた。
先ずは無事な事に安堵のため息を漏らした後、続けざまに
「好きな人が出来たんでしょ?」
「…そうなんだ…ごめん」
その瞬間、情けない事に涙が堰を切ったように溢れ出て、嗚咽しながら泣いてしまった。
愚かな自分への怒りと、二人への罪悪感が一気に襲ってきたのだ。
公衆電話だと言うことも忘れて。
「別れるにしても、取り敢えず会いたい」
受話器越しに狼狽えている自分を案じてか、翌日曜日に来るという。
彼女の寮からは2時間程かかる。
明日、どんな顔で会えば良いのだろうか…。
もちろん正直に話すつもりだが…彼女の反応が怖い。
to be continued…
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