ユンタク さんの日記
2019
9月
2
(月)
07:58
本文
年が明けて、年末年始には旦那さんも帰宅しており、連絡は一旦途絶えていた。
どうしているのだろう…考えながら見る正月番組も全く頭に入ってこない。
冬休みが明ける前日に彼女から連絡が来た。
「明日の夜、来られる?」
「もちろん!何時頃に行けば良い?」
「9時にはグッスリ寝ているから」
「分かった」
「お夕飯食べてくれる?」
「ありがとう!良いの?」
「食べて欲しい」
顔を見るのもあの時以来だし、ましてや一人暮らしの自分にとって、手料理を食べられるのは嬉しい限りだった。
会社が終わるのが18時。
まだ3時間もあり、今とは違い丼ぶり飯を3杯は食べていた自分には、空腹のこの時間がえらく長く感じた。
21時になり、時間通りにマンションへ。
この間のように素早く入室。
今回は翌日に子供たちが喜ぶと思い、ケーキを手土産にした。
ひとしきり玄関先で強く抱擁し唇を重ねたあと、ダイニングへ導かれた。
テーブルに着くと、彼女が用意したのは豆腐ハンバーグ。
電話で話した時に、豆腐で作ったハンバーグがあり、お肉の味もして美味しいし、得意料理の一つだと言っていた。
得意料理と言うだけあって、ものすごく美味しかった。
今でも豆腐ハンバーグを食べると、その時の味と比べてしまう自分がいるくらいだ。
もう30年以上も前の事なのに。
彼女は珈琲を入れて飲みながら、ガツガツと頬張る自分を微笑みながら見ていた。
その眼差しも未だ忘れずにいる。
食後、彼女の片付けを手伝いながら、食欲を満たした若造が求めるのは、やはり彼女のスレンダーな身体だった。
片付けもそこそこに、手を繋ぎながら寝室へ。
初めての時とは違い、まるで行為を楽しむかのように、お互いの身体を貪り合いながら夜が更けていった。
翌朝は自分も出勤なので早めに起き、素早く身支度を整えて、また素早く玄関を出た。
早朝の冷たさで、昨夜の夢心地から現実に戻された。
そんな生活が1週間近く続いた。
もちろんその間、自宅には帰らなかった。
自宅では思いも寄らない事が、起きているのも知らずに…。
to be continued…
どうしているのだろう…考えながら見る正月番組も全く頭に入ってこない。
冬休みが明ける前日に彼女から連絡が来た。
「明日の夜、来られる?」
「もちろん!何時頃に行けば良い?」
「9時にはグッスリ寝ているから」
「分かった」
「お夕飯食べてくれる?」
「ありがとう!良いの?」
「食べて欲しい」
顔を見るのもあの時以来だし、ましてや一人暮らしの自分にとって、手料理を食べられるのは嬉しい限りだった。
会社が終わるのが18時。
まだ3時間もあり、今とは違い丼ぶり飯を3杯は食べていた自分には、空腹のこの時間がえらく長く感じた。
21時になり、時間通りにマンションへ。
この間のように素早く入室。
今回は翌日に子供たちが喜ぶと思い、ケーキを手土産にした。
ひとしきり玄関先で強く抱擁し唇を重ねたあと、ダイニングへ導かれた。
テーブルに着くと、彼女が用意したのは豆腐ハンバーグ。
電話で話した時に、豆腐で作ったハンバーグがあり、お肉の味もして美味しいし、得意料理の一つだと言っていた。
得意料理と言うだけあって、ものすごく美味しかった。
今でも豆腐ハンバーグを食べると、その時の味と比べてしまう自分がいるくらいだ。
もう30年以上も前の事なのに。
彼女は珈琲を入れて飲みながら、ガツガツと頬張る自分を微笑みながら見ていた。
その眼差しも未だ忘れずにいる。
食後、彼女の片付けを手伝いながら、食欲を満たした若造が求めるのは、やはり彼女のスレンダーな身体だった。
片付けもそこそこに、手を繋ぎながら寝室へ。
初めての時とは違い、まるで行為を楽しむかのように、お互いの身体を貪り合いながら夜が更けていった。
翌朝は自分も出勤なので早めに起き、素早く身支度を整えて、また素早く玄関を出た。
早朝の冷たさで、昨夜の夢心地から現実に戻された。
そんな生活が1週間近く続いた。
もちろんその間、自宅には帰らなかった。
自宅では思いも寄らない事が、起きているのも知らずに…。
to be continued…
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