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初めてブログを書いてみるが、こんなんで良いのか分からないのですが、時間潰しに読んでくれると嬉しいです。
長いので数回に分けてアップします。どうぞお付き合いを。

最近、同じ夢をよく見る。
目が覚めると、涙こそ出てはいないが、泣いた時のような喉の奥の痛みを感じる。
その後で懺悔したい気持ちに襲われて1日が始まる。

中学生の頃に見た、水谷豊の「熱中時代」と言う教師物のドラマで小学校教諭を目指してしまい、夜学に通い何とか小学校と幼稚園教諭の免許は取得した。
しかし、国家試験に挫折し結局今では、何の役にも立たない資格になってしまった。

それでも諦めきれず、せめて子供相手の仕事を…と思い、幼稚園で体操やサッカーを指導する会社に就職した。
会社が幼稚園と年間契約をし、指導要領に基づいたカリキュラムを提出し、1年掛けて体操の指導を行い指導料を頂戴するシステム。
契約した幼稚園が数十園あり、職員は1週間で複数園を兼任し、一人もしくは二人で指導するのだ。
メインはその後で、幼稚園が終わった園庭を拝借し、そこでサッカークラブを開くのである。
月謝は4千円程だったが、数人の子供たちが入部すると、後は僕も僕もと数十人になっていき、それが会社の売上となり、給与として貰えるのである。

1日中、子供たちに囲まれての仕事は、かなりキツいがやり甲斐や充足感は得られていた。
そして子供達やお母さん方のヒーローとして、有頂天になっている自分がいた。

そんな折、ある幼稚園のサッカークラブのお母さんが、えらく自分を気に入ってくれて、他愛もない話をしたりと仲良くさせて貰っていた。
自分より8歳年上の31歳。
長身スレンダーで足が長く、昔はモデルの仕事もしていたとの事。
竹内まりやをもう少し綺麗にした感じの、誰が見てもキレイ系のお母さん。
男なら話しかけられたら嬉しくない筈がない。
だから、毎週木曜日のその幼稚園は殊の外、熱心に指導をしていた。
男って奴は本当にどうしようもない。

その年のクリスマスに、自宅宛に一通のクリスマスカードが届いた。
年賀状は子供達や先生方から届くのだが、クリスマスカードを手にしたのは初めてだった。

差出人はそのキレイなお母さん。
色気のある文字だった…。
文面は「メリークリスマス。気が向いたら連絡下さいね。0000-12-3456…R子」

to be continued…