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去年の５月 庭の芝生の手入れ
してた 主人が、 うっかり 親指を
グッサリ 切ってしまいました。
あいにく GWの為 病院は 休診の
所が 多く 緊急救急センターで
祭日 やってる外科 を 教えてもらいました

看護士さんが 先生を 呼びに行って
くれましたが だいぶ経って 来た先生は
恐ろしいほどの ご高齢……。
白衣 着てなかったら 患者みたい。
看護士さんとの会話も 孫& 爺ちゃんの
親戚の集まりみたい。
大丈夫かな〜〜❓
でも しっかりと 縫合はしてくれました。
当たり前か。

消毒やら抜糸やらで 何日か 通いましたが
ある日 処置室に 通された主人の耳に
隣の診察室の会話が聞こえてきます。
昨今の流れから 看護師さんの帽子を
辞めたらどうか……という議題っぽい。
４人いるうちの 2人は もう 帽子は
辞めたい。
どこの病院も 被ってないですよ…の意見。
あとの2人は この帽子に憧れて 看護学校に
行ったから 帽子は 被ってたい
気持ちも 引き締まるし…の意見。
なかなか 決まりません。
すると そのおじいちゃん先生
診察中の 患者さんに
『あんたは どう思う❓』と 振りました。
今のところ ２対 ２ ですから
その人で 決まってしまいます。

妙な 沈黙。
戸惑ってるような 患者さん。
たたみかける先生。
隣で 耳をすませる うちの人。
さぁ どっちだ❓


すると その患者さん
『あ、どっちでも いいです。』


でしょうね〜〜。