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季節と人の身体には密接な繋がりがあり
古くから冬の保存食中心の食生活から春には
腸内に溜まった宿便を出すのに最も適した
灰汁を含むと言われる、山菜類が芽を出し始める。
この山菜の灰汁が腸を刺激して蠕動運動を活発化させ
冬の間に蓄積した腸内の汚れを一掃してくれる働きがあるのだが
これまた最近は花粉症にも効果があると判って来た。
特に土筆は抗アレルギー作用や抗花粉症作用まであるわけで
現在、薬に頼らずとも結構緩和した状態を保てる事を実証中ｗ

今日、冬毛が抜け始めているくーちゃんに会いに行きブラッシング
（実家では餌とWCの世話、弟が遊び相手だけど、爪切り、肉球毛切り
ブラッシングなどはしてくれないので･･･(｡･ˇoˇ･｡)ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ）
帰りにそろそろ通り道の土手に出ているかと道草したら
ビンゴ！枯れ草の茶色の間にぽつぽつと若草色の蕗の薹！
勇んで12個ほど摘んでまっしぐらに帰宅し
早速、蕗の薹味噌を作成したのであった。



ときに蕗の薹味噌って全国区なのだろうか？
10日ほど前に作って二日間で10個分を消費したところ
3日目に見事、花粉症の症状が消えたけど
効果は一週間で消えてしまったので
急遽一昨日、独活を購入。やっぱり食べ続けて3日目の今日
症状がかなり緩和してて、唸ってしまった。
ウド、わらび、ぜんまい等は抗酸化作用が有る。

水洗いして土と枯れ草を取り除き、葉の黒い部分を摘み取り
刻み始めると若草の春色がどんどん灰汁で鶯色になる。
まな板の上の春の香りに陶然となる。
通常は茹でて灰汁をある程度落とすが、ここはそのまま使い
しかし毒性のフキノトキシンは少し飛ばす必要もあり
たっぷりのごま油で炒め、灰汁が少々飛ぶように作る。

ところが支度を始めて気付いたら、味噌が少量しかない。
慌てて納戸で10ヶ月熟成させて置いた味噌を取り出すことに。
昨年の5月、家に来て2週間のくーちゃんが手伝ってくれた（？）
自家製の味噌を蔵出しして補填。


大きくなった大人サイズのくーちゃんは鬣のような襟巻きがふさふさｗ
（縦4本線はおもちゃの軌跡が映ったみたいで鬣ちゃうのｗ）

作成中、茹でて潰した大豆と塩と麹を合わせて団子にし
樽に押し込んでいる時に、ずっと見学していた奴さん
さっと前足を掠めて爪に味噌の塊を少量取り味見してくれた。
「うん、塩辛いにゃ！」と前足から残りを振り落とした。
彼と私の初めての共同作業？(*ﾉωﾉ) ♪

思い出しつつ、次回また実家に行く時のため
手作り味噌好きなおかんへの差し入れ味噌パックも１kg作った。
刻んで鶯色化した蕗の薹はたっぷりのごま油を熱し
炒め始めると、ごま油の香りをものともせず更に香りたち
仕上がると嵩が激しく減るのが少し悲しいｗ

右上の小さいのが、出来た蕗の薹味噌。ああ、少ないわ(´༎ຶོρ༎ຶོ`)
あ、手前は採れたての塊のままのめかぶ。次はこれを刻みますｗ

今夜はこの蕗の薹味噌を箸先に取り、日本酒を楽しもう
箸先の少量の蕗の薹から立ち上る香りで、きっと気分は朧月夜
独活の金平も残っているし、葉先を天麩羅にしたらご馳走！ヽ（^д^）ノ
来週には石段の脇に沢山出て来ているカンゾウの芽が食べ頃だし
当分は春の山菜には困らないと予測中～ｗ


ゴム紐を噛みかみするのが好きないっち君ｗ 猫の動きが早くて、なかなかブレずに撮影するのが難しいｗ


Mike Oldfieldが数点のアルバムに起用したマギー・ライリーの訛りが結構好き❤(*◡‿◡)❤

Σ（ﾟдﾟlll）今頃気付いたけれど、スレタイから言って曲はこっちだったかもｗ