においの不思議


みなさんは何かしらの香りを嗅いだ時に「懐かしい!」と感じたり、切なく感じたり、また何となく嫌な気分になったりした事はありませんか?

今回は匂いの不思議について探ってみましょう。


▼ヒトは350種類、ネズミは1000種類!

ヒトの鼻では350種類ほどですが、ネズミを始めとした哺乳類は1000種類もの匂いをかぎ分ける受容体を持つそうです。

その複雑な組み合わせによって、様々な匂いを感知しています。
 

他の感覚器官(視覚・聴覚・味覚・触覚)と比べると、350種類というのはカナリ多い数なんです。

▼五感の中で、記憶や感情に直結しているのが「嗅覚」

昔の写真を見て「懐かしい」と思った事は誰にでもあると思います。昔聞いていた音楽を聞いた時もそうでしょう。

でも嗅覚は、もっと瞬間的に感情を揺さぶります。

目で見たもの、耳で聞いたものは、まず理性の脳と言われる「大脳皮質」に伝えられ、そこで記憶と照合され「これは〇〇だな」と認識した上で感情が現れます。

  嗅覚を感知は、記憶や感情をつかさどる大脳辺力系にダイレクトに伝わる。

五感の内で、嗅覚だけは記憶や感情を司る部分(大脳辺力系)にダイレクトに伝わるので、以前同じにおいをかいだ時の記憶や感情を瞬間的に呼び覚ますのです。

・学校の匂い
・給食の匂い
・夕方の匂い
・夏の夜の匂い
・雨の匂い・・・


色々な思い出が呼び覚まされますね。
 

雨のにおい


街ですれ違った人から、昔好きな人がつけていた香水と同じ香りが漂ってくると、思わず追いかけたくなる様な衝動を感じる事もあります。


▼気になる加齢臭対策は?



中年以降になると、男性も女性も加齢臭が気になり始めます。

加齢臭を抑える石鹸やサプリメントも沢山出ていますが、最近ではにおいを抑えるシャツも販売されています。

また、匂いは皮脂や汗が酸化する事で発生するので、抗酸化作用のある食品を多く取る事で、加齢臭の予防ができます。
(緑黄色野菜、アーモンド、ピーナッツ、うなぎ、レバー、さば、干ししいたけ、納豆など)
 



▼お香で香りを楽しむ



香水やアロマテラピーなど、香りを生活に取り入れる手段は色々ありますが、日本では飛鳥時代から使われていたと言われる“お香”を焚いてみてはいかがでしょう。

東京の青山と京都の四条烏丸に、「Lisn(リスン)」というお香専門のショップがあります。

こちらでは、常時150種類以上のお香が取り揃えてあります。
 

  一つ一つ手に取って香りを試した上で1本から購入する事ができます。

ギフト用のお洒落なセットもあり、プレゼント選びにもオススメです。相手に似合う香りをイメージしながら選ぶのも楽しいですよ。

リスン青山
東京都渋谷区神宮前5丁目47−13
 【TEL】03-5469-5006 【営業時間】AM10:00~PM19:00

リスン京都
京都府京都市下京区烏丸綾小路上ル水銀屋町620番地 ココン烏丸 1F 
【TEL】075-353-6466 【営業時間】AM11:00~PM20:00



生活に上手に香りを取り入れて楽しみたいですね(^^)



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