ケーブルカーに乗って、観覧車のある「天橋立ビューランド」や、対岸にある「笠松公園」に行き、ベンチの上に立って股の間から除くと、逆さまになった松林が天に伸びる様な光景を見る事ができます。 |
JR天橋立駅の対岸にある笠松公園を、更に上へ上へと登って行くと、西国三十三カ所の二十八番、「成相寺(ナリアイジ)」があります。 こちらは日本全国に五つある「聖の住む所」の一つと言われています。 |
途中、結構な傾斜のデコボコ道があるので車で行かれる事をお勧め致しますが、普段山歩きをされる方であれば、歩いてみても楽しめるかもしれません。 ビューポイントには車を停めるスペースも広々と取ってあります。 |
一人の僧が雪深い山の草庵に篭って修業中深雪の為、里人の来住もなく食糧も絶え何一つ食べる物もなくなり、餓死寸前となりました。 死を予感した憎は「今日一日生きる食物をお恵み下さい」と本尊に祈りました。 すると夢ともうつつとも判らぬ中で堂の外に狼の為傷ついた鹿が倒れているのに気付がつきました。 |
慶長十四年(1609年)、お寺で新しく鐘を作ることになり、村人から寄付を募りました。 一回、二回と鋳造に失敗し、三回目の寄進を募ったとき、 ある長者の妻はお金の代わりに自分の子供を寄進すると言って、寄付を断りまし た。 やがて鋳造の日、人々が見物に集まりました。 その中に例の長者の妻も子供を抱えて見物をしていました。 |
忘れずに寄って頂きたいのは「一願一言地蔵」。(ひとこと地蔵) 「ひとつの願いをたった一言で願えば、必ず叶えてくださる」との言い伝えがあります。 たった一言で願うというのは中々難しいものですが、「それくらい的を絞って生きよ」という事なのかもしれませんね。 |
本殿には、車椅子の方や足腰の弱い方も参拝できる様にリフトがあり、バリアフリーも環境も整えられていました。 リフトの屋根も切妻造りで素敵ですね。 |
冬場は雪が深く、参拝も大変な様ですので、春になって気候が良くなったら、お出かけ先の候補に入れてみられてはいかがでしょうか?(^^)
成相寺
京都府宮津市成相寺339 (0772-27-0018)
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