日本三景 天橋立のパノラマビューを楽しむ。

▼天橋立のパノラマビューを楽しもう!

皆さん、日本三景のひとつであり、「股のぞき」で有名な天橋立(あまのはしだて)に行かれた事はありますか?

「ウン、あるある。」という方も多い事でしょう


ケーブルカーに乗って、観覧車のある「天橋立ビューランド」や、対岸にある「笠松公園」に行き、ベンチの上に立って股の間から除くと、逆さまになった松林が天に伸びる様な光景を見る事ができます。   天橋立

まだ天橋立方面を観光した事がないという方や、また次に行く機会がある方に是非おすすめしたいスポットをご紹介します。

 

成相時   JR天橋立駅の対岸にある笠松公園を、更に上へ上へと登って行くと、西国三十三カ所の二十八番、「成相寺(ナリアイジ)」があります。

こちらは日本全国に五つある「聖の住む所」の一つと言われています。

このお寺の境内から更に山の上を目指して登って行くと「パノラマ展望所」があります。

途中、結構な傾斜のデコボコ道があるので車で行かれる事をお勧め致しますが、普段山歩きをされる方であれば、歩いてみても楽しめるかもしれません。

ビューポイントには車を停めるスペースも広々と取ってあります。
  成相山のデコボコ道を上がっていくと、パノラマビューポイントがあります。

ここからの景色はまさしく「絶景!!!」なのです。

成相山のパノラマビューポイントから見た天橋立

ケーブルカーが途中までしか通っていないせいもあってか、向かい側にある「天橋立ビューランド」と違って人もまばら。時間帯によってはパノラマ大展望を一人占めできるかもしれません!

絶景を見終わったら、成相寺を参拝していきましょう。
成相寺には、「身代り観音」「撞かずの鐘」など、見どころ満載です。



▼身代わり観音とは

成相寺の由来公式サイトより転載)
一人の僧が雪深い山の草庵に篭って修業中深雪の為、里人の来住もなく食糧も絶え何一つ食べる物もなくなり、餓死寸前となりました。

死を予感した憎は「今日一日生きる食物をお恵み下さい」と本尊に祈りました。

すると夢ともうつつとも判らぬ中で堂の外に狼の為傷ついた鹿が倒れているのに気付がつきました。
  成相寺の身代観音
僧として、肉食の禁戒を破る事に思い悩んだが命に変えられず、決心して鹿の腿をそいで鍋に入れて煮て食べました。

やがて雪も消え里人達が登って来て、堂内を見ると本尊の腿が切り取られ鍋の中に木屑が散って居ました。

それを知らされた僧は観音様が身代りとなって助けてくれた事を悟り、木屑を拾って腿につけると元の通りになりました。此れよりこの寺を願う事成り合う寺、成合(相)寺と名付けました。



▼撞かずの鐘とは

公式サイトより転載)
慶長十四年(1609年)、お寺で新しく鐘を作ることになり、村人から寄付を募りました。 一回、二回と鋳造に失敗し、三回目の寄進を募ったとき、 ある長者の妻はお金の代わりに自分の子供を寄進すると言って、寄付を断りまし た。

やがて鋳造の日、人々が見物に集まりました。 その中に例の長者の妻も子供を抱えて見物をしていました。
  成相寺 撞かずの鐘

ところが長者の妻は誤って 煮えたぎるルツボの中に我が子を落としてしまったのです。

このような悲劇もありましたが出来上がった鐘は美しい音色を響かせていまし た。 しかし耳を澄ますと子供の泣き声のように聞こえたそうです。 人々はあまりの哀れさに子供の成仏を願って一切この鐘を撞くことをやめ、それ以来「撞かずの鐘」と呼ばれるようになりました。



▼一願一言地蔵
忘れずに寄って頂きたいのは「一願一言地蔵」。(ひとこと地蔵)

「ひとつの願いをたった一言で願えば、必ず叶えてくださる」との言い伝えがあります。

たった一言で願うというのは中々難しいものですが、「それくらい的を絞って生きよ」という事なのかもしれませんね。
  成相時 一願一言地蔵

▼バリアフリー設備も完備
本殿には、車椅子の方や足腰の弱い方も参拝できる様にリフトがあり、バリアフリーも環境も整えられていました。

リフトの屋根も切妻造りで素敵ですね。
  成相寺 車椅子用リフト


冬場は雪が深く、参拝も大変な様ですので、春になって気候が良くなったら、お出かけ先の候補に入れてみられてはいかがでしょうか?(^^)



成相寺
京都府宮津市成相寺339 (0772-27-0018)

■参拝時間 8:00~17:00
■入山料 個人(大人500円・中高校生200円・小学生以下無料
       団体30名以上(大人400円)
      身障者・社会福祉施設は無料


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