▼気を付けて!貴方に忍び寄る悪質商法とは!?
近年、「オレオレ詐欺(振り込め詐欺)」を始めとした、悪質な犯罪が増加する一方です。
また、犯罪とまではいかないにせよ、人の心理を上手く利用した悪質商法の手口も巧妙になってきています。今回は、その中から幾つかの例をご紹介してみたいと思います。
「自分はそんなのにひっかからないから大丈夫」と思っている方…
思わぬ所に落とし穴がありますよ!
その1【送り付け商法】
その1【送り付け商法】
魚介類を扱う業者等から電話が入り、世間話をしながら「今の季節は何が食べたいですか?」と聞かれ、「う~ん、カニが食べたいかな~。」と何気なく答えると、「今カニを送りました。」と言われます。 |
「要らない」と言っても、「もう発送したので止められない」「食べたいと言ったじゃないか」と怒鳴られ、一方的に代金引き換えで商品を送り付けられます。
会社名を聞いても「商品が届けば分かる」と言ってキャンセルを聞き入れない悪質さです。健康食品でもこういった被害が多く出ている様です。
会社名を聞いても「商品が届けば分かる」と言ってキャンセルを聞き入れない悪質さです。健康食品でもこういった被害が多く出ている様です。
【対策】
知らない業者から商品紹介や勧誘の電話がかかってきても、「いりません」「必要ありません」の一点張りで通す様にしましょう。相手が他の会話をしても、そのペースに巻き込まれないように、「結構です」と言って電話を切りましょう。実際に商品を送り付けられても、受け取る義務はないので受取拒否する事ができます。
ここで問題なのは、自分が自宅にいない時に家族が代引きのお金を支払ってしまうケースです。一旦お金を支払うと取り戻す事は難しくなりますので、もしこういった不信な電話があった場合は、家族に話して「変なものが届いても受け取らないで」と念を押しておきましょう。
その2【掲載商法】
俳句・短歌などを趣味とする方は要注意!
「貴方が投稿された作品を見た」という出版社から、「とても素晴らしい作品なので、是非〇〇という雑誌にも掲載しませんか?」と勧め、掲載料として高額の契約に持っていきます。 |
また「無料」と言っておきながら、後に届いた書類に「掲載料●万円」と書かれた請求書が同封されているケースもある様です。短歌に限らず、旅行記や自分史などのコンテストに応募したら、「貴方の作品を本にしませんか?」という勧誘に遭う場合も!
【対策】
コンテストの全てに裏がある訳ではないと思いますが、「自分の作品を世に出したい」という心理に付け込んだ“甘い言葉”に誘われない様に気を付けましょう。
万が一心が動きそうになった場合でも、「一旦考えさせてください」と言って電話を切り、その場で即答する事だけは避けましょう。インターネットが使える環境であれば、相手方の会社名を検索し、口コミで悪い噂が立っていないかをしっかり確認しましょう。
その3 「当選商法」の一種【バスツアー商法】
スーパーやホームセンター、家電量販店などで、「●千円以上お買い上げで、抽選でバス旅行にご招待」といったチラシを見かけた事はありませんか?
これらの多くは、応募者が40歳~70歳位の女性であれば全員当選するそうです。(男性や外国人は全員落選)
見事(?)当選し、ツアーのスケジュールを見ると…
9:00 出発
9:30 ●●宝石工房を見学。
12:00 昼食
13:30 毛皮で有名な〇〇堂を見学。
15:00 △△温泉
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といった流れで、やたらと立ち寄りスポットが多いのです。
一応、温泉等の観光地もスケジュールに含まれてはいるようですが、ツアーの目的はズバリ、「宝石や毛皮、呉服などの高額商品を買ってもらう事」です!
宝石店等に入ると、「肩こりに効く」というネックレスや「お孫さんの代まで使える本物」といった真珠など、高額商品の説明が始まります。
説明が終わるとグループ毎に販売担当者がピタリと張り付き、出発時刻まで営業トークが続きます。
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当選する年代の女性の多くは一人での旅行を好まない為、「同伴者は10,000円です」としておき、旦那さんや友人といった同伴者を連れてくると見込んで、一人頭5,000円を取っておけば赤字にならない、という計算方法。
【対策】
いくら勧められても買わなければいいだけの話なのですが、あちらもプロなので「欲しくなる様なトーク」をガンガンされて、気付けばウン十万円の商品を買う方向に話が進んでいたというケースも!
いくら勧められても買わなければいいだけの話なのですが、あちらもプロなので「欲しくなる様なトーク」をガンガンされて、気付けばウン十万円の商品を買う方向に話が進んでいたというケースも!
ハピスロ世代をご覧頂いている女性陣は“ターゲットど真ん中”だと思いますので、ご注意くださいね。また男性陣で、奥様が「バスツアーに当たったの♪」とウキウキしている場合は「ちょっと日程を見せて」とチェックしてあげてください!
「タダほど怖いものはない」という事を、今一度肝に銘じておきましょう。
※一般に見かける新聞広告や大手の旅行会社で募集されているバスツアーはこういった商法とは異なりますので、安心してご参加下さい。
「タダほど怖いものはない」という事を、今一度肝に銘じておきましょう。
※一般に見かける新聞広告や大手の旅行会社で募集されているバスツアーはこういった商法とは異なりますので、安心してご参加下さい。
「自分はひっかからない」と思っていても、こういった商法は日々巧妙になっていきます。
何をする場合でも、
●即答は避ける
●甘い話はそんなに転がっていない
の2点を心に留め、常に気を引き締めておくことが大切ですね。
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