▼生きている間、大切な人とあと何回会える?
以前、「シェルタリングスカイ」という映画を見た際に、とても印象的なセリフに出会いました。
人は自分の死を予知できず、人生を尽きせぬ泉だと思う。だが、物事はすべて数回起こるか起こらないかだ。 |
(c)ワーナーブラザーズ |
これは、大切な人を亡くした後に、主人公が心の中でつぶやいたセリフだったかと思います。
私達は普段、家族であれ友人であれ、「相手とあと何回会えるのか」を考える事はあまりありません。
ここで少し計算してみましょう。
今、自分の年齢が50歳だったとします。
日本人の平均寿命の男女の中間をとり、83歳頃まで生きると仮定しましょう。
半年に1回ぐらいのペースで会う友人が居たとします。 |
1年に1回会う相手の場合は、その半分で25回という事になります。
5年に1回会う相手の場合はどうでしょう?あと5回という事になりますね。
もしも、会う度に数字が一つ減っていくカウンターがあったとすれば、一回一回の機会を疎かにする事はなくなるのではないかと思います。 |
▼悲観的にならずに、何ができるかを考えましょう。
「あと何回しか会えない」と悲観的に考えるのではなく、会えた時に出来るだけ相手と楽しく過ごす為にはどうすればいいか?を考えてみましょう。
家族と共に暮らしている場合でも、毎朝「おはよう」と顔を合わせれば一回減るわけです。 例え昨晩、多少腹が立つ事があったとしても、お互いに元気で会える貴重な機会ですから、不機嫌な顔で接すると勿体ないですね。 |
友人からの誘いにも、出不精になって「気が乗らない…」と参加を控えると、限りある大切な一回を逃してしまう事になりますね。 体調や時間などが許す限り、できるだけ参加されるといいのではないかと思います。 |
久しく会っていない友人の方や数年に一度しか会わない親戚の方とは、ご自身から連絡を取って、会う機会を増やしてみるのもいいと思います。 |
一回一回、会える機会を大切に、お互いに「あぁ今日も楽しかった」と思える時間を過ごしていきたいですね!
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