▼ネットバンキングは便利な反面、危機管理が求められます!
最近、大手銀行のインターネットバンキングの画面上で、暗証番号などを盗み取ろうとするウイルスが発生しています。
その手口も巧妙になってきています。
▼少し前までよく見られた手口
「〇〇銀行」と記載されたメールが届き、「システムの変更に伴い、お客様の暗証番号の確認を行っております」などと書かれ、リンク先にジャンプすると暗証番号の入力フォームが用意されています。
そのサイトは偽物で、フォームに入力した暗証番号が盗み取られ、実際の持ち主の口座から別の口座へ貯金が送金される…などの被害が相次ぎました。 |
▼ここ最近増えている手口
あらかじめメールやウェブサイト上にウイルスをばら撒き、そのウイルスに感染したパソコンで、本物の銀行サイトにログインすると、暗証番号を盗みだそうとする不正な画面を表示させます。
参考画面(三井住友銀行サイトより転載)
こういった被害を防ぐ為には、必ずウイルスソフトを利用し、常に最新の状態にアップデートしておくことが大切です。 ご自身のパソコンにウイルスソフトが入っていない場合は、家電量販店の店員さんに相談するなどして、ご自身の使用目的に合ったソフトを導入するようにしましょう。 |
ネット上で無料のウイルスソフトをダウンロードする事も可能です。
有料のものと比べると機能が劣るケースが多いですが、それでも無防備な状態でいるよりは幾らか安心です。
便利な分、危険も多いインターネット。
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