▼【梅雨時に注意!】カビから体と家を守ろう!
九州地方から続々と、例年よりも早い梅雨入りが発表されました。
この時期、湿度が上がったお部屋の中は、カビにとってはパラダイス!
カビがばら撒いた胞子をヒトが吸い込んだら、どんな影響が出るのでしょう…!?
カビ菌の中で人体に悪い影響を与えるものは白癬菌、カンジダ菌、アスペルギルス菌、アルテルナリア、クリプトコッカスなどです。 白癬菌は俗にいう「水虫」の菌として有名ですね。 |
カビによる人体への影響は、皮膚表面に異常が表れる感染症と、アレルギー反応によるものの二種類があります。
湿った咳が出て喉がゼイゼイし、息切れや微熱の症状が出る「気管支肺アスペルギルス症」や、「夏型過敏性肺炎」は、カビ胞子を繰り返し吸い込む環境で生活する事で発症します。 |
特に寝たきりのお年寄りなど、免疫力が下がっている場合に発症しやすいので、自宅のどこかにカビが発生していないかを常にチェックしておくことが大切です。
▼カビを防ぐ対策
カビは温度20~25℃、湿度が65%以上になると増殖しやすくなります。つまり梅雨の季節はこの条件にピッタリと当てはまるのです。
築年数の長い木造家屋はもちろんの事、最近のマンションは非常に気密性が高い為、日に何度か窓を二カ所以上空けてしっかりと換気をしましょう。 |
●お風呂周り
浴室はカビの危険性第一位! 棚の上、風呂椅子の裏側、鏡の裏、浴槽の側面など、普段あまりチェックしない場所にカビが発生している可能性があります。 |
そして風呂釜の配管にはカビだけではなく大腸菌などが増殖しやすい(!)ため、専用の洗浄剤を使用して定期的に掃除をする事が重要です!
●洗濯機
洗濯層の中は、水気と衣服から出た汚れ・埃などでカビが発生しやすい環境になっています。
近年、洗濯層専用の洗剤が沢山出ていますので、夏場は月に一回程度使用してクリーンに保ちましょう。 また普段の心掛けとしては、 ・洗濯が終わったらすぐに干す ・使用後は蓋を開けておく ・洗濯前の衣類を選択層に入れない 以上がポイントです。 |
●布団・寝具類
夏場は睡眠時に汗を大量にかく為、天日干しをするか、布団乾燥機を用いて湿気を飛ばしましょう。 押入れには乾燥材を入れ、天気の良い日の昼間にしばらく開けておいて換気をする事も大切です。 |
カビが発生しやすい場所を押さえておき、そこを重点的に手入れする事によって、健康被害を効率的に防ぐ事ができます。
ジメジメする季節だからこそ、いつも以上にスッキリ爽快な生活ができるよう、環境を整えたいですね(^^)
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