▼梅雨に備える食品保存のポイント
ここ数日で突然気温がグッと上がり、初夏の陽気になってきました。 爽やかな気候がしばらく続いた後は梅雨が訪れます。 梅雨時は食べ物が傷みやすい時期。今のうちに食品の保存方法を見直して、ジメジメシーズンを乗り切りましょう! |
1)購入時のポイント
●肉、魚、野菜などの生鮮食品は、消費期限などを確認して出来る限り新鮮な物を購入しましょう。 ●持ち帰る時は、肉汁や魚などの水分がもれないようにビニール袋など分けて包みましょう。 |
●冷蔵や冷凍などの温度管理が必要な食品は、買い物の最後に購入し、寄り道せずに帰る様にしましょう。
2)家庭での保存方法
●要冷蔵・要冷凍の食品は、すぐに冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。 ●肉、魚、卵などを取り扱う時は、取り扱う前と後に必ず手指を洗いましょう。せっけんを使い洗った後、流水で十分に洗い流すことが大切です。 ●食品を流し台の下に保存する場合は、水漏れなどに注意しましょう。また、直接床に置いたりしてはいけません。 |
3)下準備
●ゴミは小まめに捨て、タオルや布巾も常に清潔に保ちましょう。 ●調理前は石鹸で手を洗い、途中で動物に触ったり、トイレに行ったり、鼻をかんだりした後も手を洗います。 ●ラップしてある野菜やカット野菜もよく洗いましょう。 |
●生肉や魚を切った包丁やまな板を洗わずに他の食品を切ることはやめましょう。洗って熱湯をかけたのち使うと安全です。
●冷凍や解凍を繰り返すと菌増殖の危険性が増すので、使う分だけ解凍しましょう。
4)調理
●加熱調理する食品は十分に加熱しましょう。加熱を十分に行うことで、もし、食中毒菌がいたとしても殺すことができます。めやすは、中心部の温度が75度Cで1分間以上加熱することです。
●料理を途中でやめてそのまま室温に放置すると、細菌が食品に付いたり、増えたりします。途中でやめるような時は、冷蔵庫に入れましょう。再び調理をするときは、十分に加熱しましょう。
5)食事
●食卓に付く前に手を洗いましょう。 ●調理前の食品や調理後の食品は、室温に長く放置してはいけません。例えば、O157は室温でも15~20分で2倍に増えます。 |
6)残った食品
●残った食品は清潔な器具を使い、清潔な容器に保存し、時間が経ち過ぎたら、思い切って捨てましょう。
●温め直す時も十分に加熱しましょう。味噌汁やスープ類は沸騰するまで加熱します。
●ちょっとでも怪しいと思ったら、食べずに捨てましょう。
食中毒予防の三原則は、食中毒菌を「付けない、増やさない、殺す」です。これらのポイントをきちんと行い、家庭から食中毒をなくしましょう。
食中毒は簡単な予防方法をきちんと守れば予防できます。
※本ページは、厚生労働省が推奨する、「家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」より抜粋して制作致しました。
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