▼春の京都で芸舞妓さんの「をどり」を鑑賞

春。

京都では、花街の舞妓さん・芸妓さんが一堂に集まり、艶やかな舞を繰り広げる「をどり」が開催されます。

今回ハピスロ隊員は、祇園甲部歌舞練場で行われた「都をどり」を鑑賞してきました。

  都をどり


芸舞妓さんをお座敷に呼ぶ「お茶屋遊び」は、ご存知の通り「一見さんお断り」でなかなか見にいけません。

でも「をどり」を見に行けば、一般の方も現役の舞妓さん・芸妓さんの踊りを堪能する事ができるんです!これは見に行かない手はありません。

 
 ▼艶やかな舞を堪能!
 

開演前に、芸舞妓さんがお茶を淹れる姿を鑑賞しつつ、お抹茶を頂く「お茶券セット」というチケットがあります。

茶菓子が乗っていたお皿をお土産として頂けます。 

 

開演すると、上手・下手それぞれの花道から、沢山の芸舞妓さんが揃いの着物で登場し、“総をどり”が始まります。 

指先の動きの美しさには、女性が見てもうっとり…
  都をどり


総をどりの後には、有名な伝説を基にした演目が4つ程あります。こちらは名取の芸妓さん方が出演され、貫録が凄いです。舞台のセットも次々に変わり、見ていて飽きる事がありません。


  ▼舞妓・芸妓になるという決意



舞妓を目指す女性は、主に義務教育を終えた年齢(15歳)から修行に入ります。

「仕込み」と呼ばれる時期が半年~1年間あり、この時期は先輩方の身の回りのお世話をしながら、日舞などのお稽古をします。

置屋さんの中には寝る場所を与えて貰えないところもある様で、廊下や物置の様な所で寝る場合もあるそうなw(゜△゜)w

食事もトイレの時間も自由にとれず、24時間監視されている様な状況で、ストレスはかなりのもの。「仕込み」の時期に辞めていく方も多いそうです


  厳しい「仕込み」を終え、ついに「舞妓」となって、お客様のいるお座敷に上がる事が許されます。

更に修行を積み、20歳頃に「芸妓」として一人立ちします。


「都をどり」に出ておられる方たちは、こんな厳しい世界を生き抜いてきた逞しい女性たちなのですね。
 


まだ「をどり」を見に行かれた事がない方も、ぜひ一度足を運んでみてください。

男性陣は芸舞妓さんの美しさにほっこり、女性陣は背筋が伸びる思いですヨ!

 

※祇園甲部の「都をどり」は毎年4月中に毎日4公演行われます。5月には先斗町で「鴨川をどり」が見られます。

秋(10月~11月頃)にも各花街で公演が行われますので、京都の観光情報をチェックしてみて下さいね。

 

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