災害体験・防災教室へ行ってきました

▼メンバー様と一緒に防災体験!
 
2月19日、ハピスロ世代が始まってから初めての“メンバー様ご参加型イベント”として、防災教室を開催致しました。

今回体験を実施した場所は、大阪市阿倍野区にある「阿倍野防災センター」です。



集合場所は天王寺駅。

センターへ向かう途中の道には、昔ながらの路面電車が走っています。

そして上を見上げると、ドドーンとそびえ立つのは日本で一番背の高いビル、2014年オープン予定の「あべのハルカス」。
  あべのハルカス

少し前まで天王寺と言えば「雑多で古い街」といったイメージでしたが、ここ数年で大規模な再開発が進み、どんどん洗練されてきています。


▼いざ、体験スタート!
センターに到着して受付を済ませると、いよいよメンバー様と一緒に防災体験のスタートです!

まず初めにバーチャル地震体験。
「ニュースを見ていると大地震が発生!」というシュミレーションです。

これが中々リアルで怖い!自分達が座っている椅子の揺れに合わせて映像もガタガタ揺れ、臨場感があります。

上から物が落ちてくるシーンには、思わず「ウワッ!」と目を瞑ってしまいます。

▼続いて、火災発生を防止する体験。


キッチン・リビングに居る時に地震が発生したと想定して、火事の発生を防ぐ為にどこをチェックすればいいか?を体験で学びます。

皆さんはどんな所が浮かびますか?
  火災防止体験

・電化製品をコンセントから抜く
・石油ストーブを消火する
・ガスコンロや湯沸かし器・ガスストーブの元栓コックを閉める
…などは浮かびますよね。


地震発生時には、ブレーカーを落とす事を忘れずに!  

ここで忘れてならないのが「ブレーカー」なんです。

阪神大震災・東日本大震災の時に、漏電による火災が相次ぎました。これを防ぐ為、ブレーカーを落とす事を忘れてはいけません。

ただし!
ブレーカーを落とすのは、他の電化製品やガスの元栓締めなどが終了してから、最後に行ってください!慌てて先に落としてしまうと、手元が暗くなって火災発生源を見落とす危険性があります。


▼続いては煙中体験!

火災発生時を模した廊下に続くドアを開けてみると、照明が落ちて真っ暗。そして普通に呼吸をしていると、「ウッ!」と喉に締め付けられる様な感覚が!

そうなんです、廊下中は既にモウモウと煙が充満しているのです!(@_@)

参加メンバーの誰もが味わった事のない体験です。無事に出て来る事はできるのでしょうか!?
  火災発生を想定し、煙の充満した廊下を非難する体験。

真っ暗な迷路と化した廊下には何度も曲がり角があり、一体出口がどこなのか見当もつきません。

火災が自宅で起こった場合は手探りでも出口へ進めるかもしれませんが、公共の施設などで火災に遭えば、避難する際は本当に迷うと思います。

腰を屈めて姿勢を低くし、できるだけ煙を吸わない様に進みます。濡れたハンカチを口に当てると、煙が体内に入り込むのを軽減できます。


携帯電話のバックライトは、地震や火災発生時の暗闇では灯り代わりになります。  

暗闇で役立つのが携帯電話。画面を光らせれば灯り代わりになります。

やっとの事で出口に到達!
もう皆さんヘトヘトです…。



▼お次は初期消火体験!

ご存知の消火器を使って、天ぷら火災やタバコによるボヤなど、家庭でも起こりやすい事故を想定し、火が大きく燃え広がる前に消し止める体験をします。

消火器の使用方法
1)レバーの上部に着いている安全栓(丸いピン)を上部に引き抜きます。

※レバーを握っていると引き抜けません。レバーを握らずにピンのみを引き抜いて下さい。
  消火器の使い方
  

2)安全栓が抜けたら、ホースを燃えている対象に向けて狙いを定めます。

3)レバーを強く握ると、勢いよく消火薬剤が噴射されます。
(体験時は水が出ます)

 

初期消火体験では、天ぷら火災を想定して消火器の使い方を学びます。


消火器の大きさにもよりますが、薬剤が噴射されている時間は10秒~18秒ほど。この間に手際良く火元の全体にふりかけて消火しましょう!


▼消火器のマメ知識


消火器の使用期限は約8年程度。

古い消火器をお持ちの場合は、一度チェックをしてみてください。

・胴体を底の接着面にサビやがないか
・ホースのゴムにヒビや割れなどがないか

こういった傷みが見られた場合は、新しい物に買い替えましょう。

消火器はホームセンターで7千円前後から売られています。
 

消火器の底面がサビていれば買い替えましょう

消火器のゴムに割れやヒビが見られたら買い替えましょう


※突然家に訪ねてきて「消火器の交換に来ました」という悪質な業者は高額ですので、絶対に買わない(勝手に交換させない)様に気を付けてください。

アルバイト店員しかいない時間帯の飲食店やコンビニを狙う例も多くある様です。(オーナーに確認せずサインしてしまう)お店や会社をされている方は、消火器の管理について、皆さんで情報を共有しておかれる事をお勧め致します。



防災体験レポートは次回に続きます!




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