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子供時代を振り返るにあたり。
学校以外の放課後の事を思い出してみる。
確かにグレーな部分も多かったものの、
楽しかった時間もあったのは確かやなと･･･

･･･学校から帰宅しても、大抵母親はずっと
専業主婦であったのにも関わらず居ない事が
多く（学校のPTAの役員やら色々としていた）
夕方暗くなる迄近所の子達と遊んでいた。
勉強も嫌いやったので、宿題なぞは殆ど、
放置プレー、放ったらかし。
それこそ、山中恒さん原作の『暴れはっちゃく』
のヒロインだった桜間長太郎やないけど(笑)
ランドセルを玄関にポーンと放ってそのまま。

あの頃･･･良く流行っていた遊びは。
缶蹴りやったり、だるまさんが転んだやったり。
はたまたドロケイやったり、ケンケンパー。
そして女子同士でやっていたのが、いわずと
知れた『ゴム飛び』やったと思う。
ゴムを箱ごと買ってきて、輪っかをくぐらせて
沢山繋ぎ長ーいのを作ったり、簡単やったのは、
パンツ用の白ゴムを使って手っ取り早く作製。

･･･で、飛び方の順番があやふやなのだが･･･
まず2人組で、向かい合ってくるぶしからの
高さからゴムの輪を調節して、簡単な飛び方
から段々、難度を上げていって足で引っ掛け
ながら飛んでいってた様に記憶している。
通称『天国飛び』『地獄飛び』？やったか？
そして途中で引っ掛けずに一通り飛び終えたら、
高さを少し上げ、膝→お尻辺り→腰と上げ、
最終的には脇の高さまでゴム輪を上げていく。
高くなればなるほど、やはり飛ぶのには苦労が
出てくるから、引っ掛かりアウトになる子が
出てきたりしてたかな(^_^;)
そんな感じで飽きずに遊んでいた記憶がある。

･･･が、時代は流れ。
結婚して娘をもうけたけれども、娘の小学校の
頃はゴム飛びなんてしている子は、もう早や･･･
居なかったと思うし、そもそも｢ゴム飛び｣自体
なんぞや？レベルになってしまっていた事に、
ちょっと愕然としてしまったかな･･･
娘の時はキックボードや、インラインスケート。
お金の地味に掛かる遊びが増えてたなぁ･･･

ゴム飛びはお金がそんなに掛からないし、
数人居てたら皆で楽しめる手軽な遊びやのにね。
ちょっぴり寂しいけど･･･これも時代やね。