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九十九里浜でハマグリが大量に採れる…という情報がTVで流され
貝を採りに来る地元民や県外の人ﾀﾁで、浜が凄い事になっている
と聞いた。

私がTVで観た画像も、とてもショッキングだった。
足の踏み場もないほど、ハマグリで一杯。
こんな九十九里浜は、今までに見たことがなかった。


最近は、住宅の電線にもカラスが大群でやって来ていて
「地震でもあるのかな？気持ち悪いね」
と、友人と話をしていた。
そこへ、日曜日に起きた茨城県沖震源の地震。

九十九里浜なら家からそう遠くないし…と、仕事仲間を誘い、浜の様子を見に出かけてみた。
異常な状態、今はどうなっているんだろう？

海岸近くの海の駅に車を停め、浜まで20分ほどを歩く。
磯の香りと海風が強い…

途中、海岸の方から重そうなビニール袋を提げて来る男性とすれ違った。
今もまだハマグリが大量にあるのだな、と思う。

入り口近くの看板には「ハマグリを採らないでください、違法です」
と、明記されていた。

海には大勢のサーファー
天気が崩れる前の曇った空の下で、良い感じの波に乗っている。
彼らは貝には興味がないようだ。

ハマグリはかなり数を減らし、貝採りをする人も見えなかった。
釣り道具を持って波打ち際を歩いていた男性は
波が荒いので、釣りから貝採りにシフトするのだろうか。
見張りの人は居なかった。

誰かが作った、貝を張り付けた砂の山を見つけて写真を撮る…
ケーキのようだね、と遠景で人をロウソクに見立てた写真。
赤い服ならもっと良かったのに

カモメや千鳥が飛んでいる海に、怪しげな兆候は探せなかった。
ひと安心して車に戻り、近くのお店で焼きハマグリと、お魚を食べた。

焼きハマグリは7個で1,580円(笑)
二人で一人前、7個を分けあって食べた。

海に向かって2,000円くらい貝を投げたね 私はもっと投げた。
と笑いながら言えるのは、
貝を盗らなかったからに違いない。

3つ食べたら充分なのだ。
欲張りは良くない

明日からの仕事を思い帰途につくと
空から久々の雨が降ってきた。