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14日のブログからの成り行きです。
セクシャルな話題ですので苦手な方はスルーを。

以前、離婚の件で弁護士と会ったとき
少し時間に余裕があり雑談としてこんな話を。

熟年離婚も実はセックスがらみが非常に多い。
ずばり性的不満そのものによる離婚もあれば
間接的にそこに起因する場合はもっと多い。

つまりですね、ご主人の浮気の裏にセックスレス問題あり、ってこと。
日本人、特に今の熟年世代は夫婦でじっくりその問題に向き合うのが苦手だから。

３回続けて拒否にあったら暗黙の了解のうちに
卒セックス、みたいな形になり
それじゃあ、と浮気に走るケースが多いと言う。

女性が拒否するケースが多いけれど
その逆もたまにあり。

拒否する理由はざっくり大別すると
・セックスそのものが精神的にも肉体的にも苦痛
・パートナー（とのセックス）が嫌

後者は論外だけど
前者なら愛情が残っているなら
その道のカウンセラーに相談するなり、解決策はあったかも？
理由は人によっていろいろだ。
もともとあまり行為が好きじゃなく
子どもができたんだからもうやりたくない、って人もいる。

奥さんがこのタイプだっていう男性たくさん知ってるけど（昔、離婚関係のSNSやってたので）
もしかして奥さん、ご主人しか知らなくて
ご主人のやり方に問題があって嫌いになったのでは？って思えることも多々あり。

加齢で欲望が消失して、ホルモンの変化からか嫌悪さえ覚える人も多い。
とにかく気持ちが萎えると苦痛でしかないのよ。
心と体はつながっているから。

男性もデリケートな部分があるから
奥さんが嫌がってるとわかったら
もう話し合いすらしたくなくて
黙って浮気するかもしれない。

だけど、わずかでも解決の可能性があるなら
照れず恐れず向き合ってみるのも悪くないと思う。


娘が子どもの頃通ってた英語教室の教師、４０歳のアメリカ人が離婚した。
「妻が数年間セックスもカウンセリングも拒否するから離婚した。ムラムラして殴りたくなるし安易に外で済ませるのも嫌だから」と実にさばさば堂々としたものだった。

奥さんは日本人でそういう問題には触れたがらないし、そんなことはご主人が我慢すればすむことじゃない？って人だった。

逆に私の友達は自分はしたいのにご主人に拒否されて
カウンセリングに誘ったら「馬鹿なこと言うな」と一蹴され、のちに離婚している。

離婚とまではいかなくても
長寿社会における夫婦の関係、健康寿命にも大きく関わることだからもっときちんと向き合うべきだと思うけれど。
どちらかが一方的に我慢するのは歪みのもとだ。

この映画はちょうどその問題を扱っている。
性的不満があって積極的に解決しようとするのは妻のほう。「３１年目の夫婦げんか」

私的にはあまり説得力は感じなかったけど
メリル・ストリープとトミー・リー・ジョーンズの夫婦が素敵。

https://eiga.com/movie/77374/