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私のブログに時々登場する解体業の社長は、実に変な人なんです。
８１歳になったという彼は、真っ白な髪に白く長い眉毛が２、３本あるだけで眉毛は殆どありません。

私も女性が嫌いではありませんが、彼ほどの好き者はなかなか居ないと思います。
女好きな人というのは、「ここまで」好きなのか？と飽きれるほどです。

彼が事務所へ来ると、「どうぞ、こちらへ！」と言われる前に、自分から応接室へ入って行きます。

そして「最近仕事くれないじゃん？、何か解体する物件はないんですか？」
仕事の話は「それだけ」で、あとは小声での「スケベ話」だけ！

昨日は「行って来ましたよ、良かったですよ～！」
「濃厚接触してきましたよ」

どこへ行ってきたのか？何が良かったのか？・・・彼の話はいつも主語がありません。
濃厚接触の解釈にも困ります。

詰まるところ「川崎のソープランドへ行ってきた」らしく、その話がしたくて来たようでした。

「あぁ、いつものところだね？」に彼は「いつもの女が休みだったんですよ、コロナかな？」

彼は今までに肺炎で３度も入院した過去があります。
ヘビースモーカーで喘息持ち、しかも少し動くとすぐに息が切れるそうで軽い肺気腫もあるようです。

そんな人がコロナウィルスに感染したら、忽ち重症化してあの世行きの片道切符を持つことになります。

「コロナが終息するまで、大人しくしてた方が良いんじゃないですか？」に彼が答えて言ったのは「人が死ぬと、４９日までは色んな女とヤレルと言うじゃないですか？
ヤレルんだったら死んでもいいですよ」

全く＜バカな男に＞
いや＜好きな男に付ける薬＞はありません。