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昨日、主のいなくなった部屋を見に行って
唖然とした。

伯母がいるうちは立ち入らせてもらえなかった部屋がごみ屋敷と化している

めぼしいものをホームへ送ったらあとは業者に、と思っていたけど
「めぼしいもの」を探すのが並大抵のことではない。砂漠で一粒のダイヤを探すような…

安物買いの銭失いが趣味の人だったからなあ。

着たきり雀だったくせに衣類は私の10倍くらい持ってる。
何歳の時に買ったのか色あせた値札もついたまま。そんなのがたくさん。

もう気力がないから
一切合切を業者に丸投げしたいけど
いったいいくらかかるやら？
とりあえず、週明けに見積もりに来てもらって
その金額次第ということにした。

ご近所の方が
エアコンをほしいとか
コンロをほしいとか
電子レンジをほしいとか
言ってくださるのがありがたい。

１時間半かけて鍵を開けに行くのが面倒だから勝手に持っていってほしいくらいだ。

いや、いっそ開放して
空き巣でもなんでも大歓迎だけど
そんなワイルドなことを言ってる場合ではない。

ホームの個室に入るのはせいぜい四季の衣類と仏壇と少しの大切な物。

家族と住んでいた方なら
自宅に荷物を残しておける。
というよりホームは「仮住まい」で
永遠の旅に送り出すときは自宅からになるのだろう。

そこが独居者との大きな違い。
伯母は今のホームから、あるいは特養から送り出すことになる。

私自身も最終的にはそういう形になるかもしれないから、娘を煩わせないよう、今から心がけようと思いを強くした。

覚書き：終活プロジェクト出費一覧（ざっくり）

・ホーム入所金＋前家賃　　　　５０万

・私の活動交通費　　　　　　　　４万
　（伯母宅への往復×２０回、ホーム見学、
　　手続き、相談のための移動）　

・入所にあたって買った必需品　　３万
　
・伯母の友人のタクシー代食事代　３万
（伯母の隣人に細かいことを手伝っていただいた）

・送料、コピー代、手数料等の雑費　１万

　　　　　　　　　　　　　以上計６１万

伯母の口座より１００万をおろした残金が３９万

これで、住居の後片付けや追加で送るものなどやりくりしたいのだが　果たして足りるだろうか。