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風まかせ さんの日記
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風まかせ さんの日記

 
2018
7月 12
(木)
08:29
男の理想の生き方
本文
「男の理想の生き方は(永井)荷風ですよ」
小説家で詩人、文芸評論家、翻訳家でもある伊藤 整(いとう せい 1905年〈明治38年〉- 1969年〈昭和44年〉)は、小説家の開高健と旅行したときに、微笑しつつおだやかに言ったという。

何のことをさしてそういっているのかわからないが、永井荷風の生き方が理想だという。



娘のマリ子は、父(伊藤 整)と母の人柄の違いを書いている(『婦人公論』「父と娘に関する十二章」)。

父は小さくなった石けんを新しいのとくっつけて使いよくしたり、ストーブは煙突付きでなければいけないと憤慨したり、停電の瞬間にロウソクを両手に書斎から降りてくるといった、細かく用心深いところがかなりあった。


父が几帳面で綿密だったのに対して、母の方はおおらかでノンビリしていた。


実際父母の外出光景といえば、目に浮かぶのは、父がすでにコートと帽子を着け、靴をはき、無表情に大きくよく通る声で、
「お母さん。もう出ますよ」
 と叫ぶ。すると母は、
「はーい。仕度できましたよ。もう出ます」
 と言いながら今一度二階に駆け上がり、洗面所により、食堂にとって返し、バッグを捜し、廊下を小走りしながら、
「あら、私のショール。あらここね。すみません。お待たせしました」
 等々言うのだが、それが小川のせせらぎのようによく流れ、楽しく明るく、待たせた相手と衝突することなく………。

こうした対照的な性格の父母が、何事もなく暮らしていたら娘が父の行動に疑問を抱くことはなかったが、伊藤整の放蕩によって夫婦の間に風波が絶えないようになると、マリ子は父に反発するようになった。

自由に「放蕩」したいがために荷風を理想とするなどと、一級の知識人、教養人である伊藤整が考えるわけはないと思うが、どこか一ミリぐらいは、頭のどこかに、かかっていたかもしれないと「勘ぐる」のは、凡人だからかもしれぬ。

やはり伊藤整は、荷風の反骨精神やフランス文学の造詣、そして荷風が愛した江戸情緒とともに、その「遊蕩」ぶりをうらやましいと思ったのではないだろうか。

これはおそらく、どんな男でもそう思うにちがいない。
ぼくはというと、ここだけの話だが、きわめて「理想形」に近いと思っている。


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