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　月曜日、先週に引き続きビートルズの特集をやっていた。ソ連崩壊とビートルズの関連を取り上げる所は、さすがNHKらしい。
　私がビートルズに出合ったのは来日の時。少年雑誌でもビートルズを取り上げていたので知ってはいたが音楽を聞いたのはその時が初めてだった。あまり感動はなかった。
　高校生になって深夜放送などで聞いたが、いいね、くらいの感想だった。そして、映画「レット・イット・ビー」に出会う。すでに解散は決まっていたように思う。アップル社の屋上か、演奏と撮影のためのセッティングが始まる。演奏は「ゲット・バック」。映像の力は凄い。思わず鳥肌が立った。あと、ジョンとヨーコが仲良く楽しそうに踊るシーン。そしてポールが「ロング・アンド・ワインディング・ロード」をピアノソロで哀愁を込めて歌うシーン。この3つが印象に残っている。ビートルズ解散を惜しむポールと自由になれる喜びを楽しむジョン。2人の対比がとても印象深かった。
　もう一度あの映画を観てみたい。